卒業生の姿

経済学部経済学科

村元茜さん

村元 茜 さん (2014年卒)
勤務先/福井県民生活協同組合 総合品質管理室

 大学のゼミ活動を通して、福井県内の農業・酪農生産者のもとへ実際に足を運び、生産・流通・販売(六次産業)を行う現場に立ち会うことが多かったため、福井県の食や流通に興味を持ち、この仕事を選びました。現在は店舗や取引先の工場の衛生環境などの点検を行い、生協で取り扱う商品の安全確認を担当しています。また、行政や食品業界の情報をいち早く把握し、適切に対処することも重要な仕事のひとつです。タイムリーな情報が大切なので日々の情報収集は欠かせません。「安全・安心」な商品をお届けするための過程に関わることができる仕事であり、やりがいを感じています。
 学生生活で記憶に残っているのは、3年生のときに参加したゼミコンで最優秀賞を得たこと。テーマに対して納得のいく結論を出すまでに多くのデータを集め、メンバーと協力して作り上げていく過程は大変でしたが、非常に良い経験でした。ゼミコンを通して得たことは、仕事にも生きています。


後藤千明さん

後藤 千明 さん (2016年卒)
勤務先/愛知県碧南市役所 商工課 主事

 ゼミでは、金融業界の仕組みや日本の財政について研究していました。現在の職を選んだのは、民間企業での利益追求型の仕事よりも、人の生活や楽しさをつくるための仕事の方が私に合っていると感じたからです。1年目は市内バスの運営事務や、消費者問題に対応する相談窓口の業務を担当しました。今年4月からは商工課に所属して観光の担当となり、市内の祭りの準備や観光客の誘致についての業務を任されています。担当業務が年ごとに大きく変わり大変ですが、様々な仕事が経験でき、上司や先輩方からも丁寧に教えていただいているので、大変ながらも楽しく毎日を過ごしています。
 私が所属していたアメフト部では、練習計画作成や対外試合の調整、会計・広報業務のほとんどを学生が行います。そこで培った調整力や視野の広さは、社会に出てすごく役立っています。多様な価値観を持ちながら1つの目標に向かえる仲間は、大学で得た最も大切なものだと感じています。


 

経済学部経営学科

大連達揮さん

大連 達揮 さん (2010年卒)
勤務先/株式会社LinkMaker 代表取締役

 高校時代から起業したいと考えていたので、まず経営学科で基礎を学びました。卒業後、地元福井のベンチャー企業に就職し、営業や人事などの経験を積む中で、10・20代の過ごし方がとても重要だと感じました。それがきっかけとなり「次世代を担うリーダーシップを持った10・20代を育てて、人と人・情報・組織を繋ぎ合わせたい!」という思いで会社を立ち上げました。業務は主に、企業に対しての採用活動コンサルティングや研修・セミナー講師、就活生のサポートなどを行っています。「繋がりをつくり、その縁を絆にする」をコンセプトに活動しているため、お客様が私を通して求めていた人や企業、情報とマッチングした時の嬉しさは言い表せないほど。「つながりの大切さ」を教えてくれたのは他でもない県大生として過ごした4年間です。学業やサークル活動などを通し、たくさんの仲間と出会えた学生生活は一生の財産です。


竹内容子さん

竹内容子 さん (2007年卒)
勤務先/株式会社ネスティ 品質・ユーザーサポート課 グループリーダー

 大学時代に身につけた、コミュニケーション力や物事の調整力を活かせる仕事ができる就職先を探していました。ゼミの先生の勧めで今の会社の説明会に行き、先輩社員がとても楽しそうに仕事の話をしてくれ、その明るさや人柄に惹かれるのと同時に、「ここはきっと雰囲気の良い会社だ」と直感し入社しました。入社当初はユーザーサポートとして全国各地を飛び回りお客様と直接接しシステム導入のお手伝いをしていました。先輩がとても楽しそうに仕事をしていたのが印象的でした。その経験を経て現在はシステム導入後のお客様の電話サポートをしています。丁寧で分かりやすいサポートを心がけていると、その気持ちが相手に伝わるシーンが多く、お客様の反応に直接触れられることはやりがいに繋がっています。
 大学時代ゼミでお世話になった先生とは当時はもちろん今でも連絡を取らせていただいていて、ありがたい存在です。  


 

生物資源学部生物資源学科

萱森健太さん

萱森 健太 さん (2010年卒)
勤務先/自営業(牧場経営)

 大学で生物や農学を広く学んだので、それらを食料生産に生かしたいという思いがあり、農業の道を選びました。現在は主に酪農を行っており、牛から搾乳し出荷するほか子牛の販売が収入源となっています。自営業なので、目に見える形で結果がすべて自分に返ってくることが面白いです。
 農業・酪農というと経験と勘がモノを言うような世界だと感じるかも知れませんが、現在様々な先進的な技術や機械などが導入されており、学術的な知識や論文等の読み方、英語力なども必要となってきています。学生時代につけた力が大変役に立っていると感じています。学位論文のための研究活動時には、学外の方へ協力の依頼をすることがありました。その際に担当の先生から教えていただいたメールや依頼文の書き方は社会に出てから幾度も使い、自分の武器になりました。社会人としての基礎を教えていただいた期間だったと感じています。


横山佳菜子さん

横山 佳菜子 さん (2017年卒)
勤務先/株式会社ホクコン エコテックス事業部

 私は乳酸菌の研究を行っていたので、コンクリート事業だけでなく乳酸菌事業にも取り組んでいるホクコンなら自分の知識・技術を生かせると直感しました。説明会で社員同士の仲が良く、社内の雰囲気も良いと聞き、「ここなら長く働くことが出来る」と思い選びました。入社後は、主に乳酸菌サプリメントや乳酸菌を使用した農業資材、家畜用飼料などの製造・出荷を行っています。 また、実際に現場に出て、農家さんと協力しながら自社製品を使用した試験を行ったり、その情報を基に新商品の開発を行ったりと、乳酸菌に関する様々な研究を重ねています。自社製品に対するお褒めの言葉をいただくと、「喜んでもらえる製品を作っているんだ!」という実感が持て、やりがいにも繋がっています。
 県大では、生物と化学の専門的な知識はもちろん、学生実験や卒業研究を通して実験器具の操作方法等、実験をする上で必要な技術を得ることが出来ました。これらは今も大変役に立っています。 



海洋生物資源学部海洋生物資源学科

加藤千明さん

加藤 千明 さん (2013年(2015年修士修了)卒)
勤務先/株式会社美十 製品開発部品質管理課

 学生時代はどんなことでも、「やりたい!」と思ったことには挑戦させてもらえる研究室だったので、「若手のうちから挑戦できる環境で働きたい」という思いが強く、挑戦することを謳うこの会社に入社しました。お客様に安心・安全な製品をお届けするため、現状にリスクがないかを検討し、対策を立てるのが主な仕事です。学生時代の研究同様、答えのあるケースばかりではなく、自分で考えて改善を重ねていく必要があることもしばしば。思い通りの結果が出ないこともあり難しいですが、頭を使って考える仕事は楽しく、やりがいがあります。
 県大は、勉強にもそれ以外のことにも自発的に動く学生が多く、私もよく触発されました。多くのことに挑戦した学生時代は、成功も挫折もあり、得たものはたくさんありますが、今後も切磋琢磨できる良き仲間を得たことがいちばんの財産になっています。


川原直城さん

川原 直城 さん (2006年(2008年修士修了)卒)
勤務先/中外テクノス株式会社中部支社 土壌環境保全室 主任

 大学で学んだ知識を生かしたかったので、環境調査を主たる業務とする職業を探していたところ、土壌汚染の浄化手法の一つとして微生物を使用した浄化法を実践している今の会社に巡りあい、入社しました。在籍している部署では、土壌汚染対策法に基づく土壌調査(資料のとりまとめや現地作業の現場管理業務等)や、土壌汚染に対する浄化工事を手掛けています。顧客との各種調整や現場管理、報告まですべてを任されているので、緊張感はありますが責任を持って仕事に取り組め、毎日が非常に充実しています。
 県大では研究活動を通して、一つの成果を生み出す難しさと喜びを学びました。また、多様な人と接する機会が多く、分け隔てない人との繋がりを得られたことが、かけがえのない財産となっています。



看護福祉学部看護学科

岩佐妃那莉さん

岩佐 妃那莉 さん (2015年卒)
勤務先/永平寺町志比北小学校 養護教諭

 小さいころから「子どもの健康に関わる仕事がしたい」と思っていましたが、看護実習を通して、健康であるためには生活習慣を整えることが大切だということに気づかされました。子ども達に生活習慣の大切さを伝えることで生涯にわたって健康に過ごしてほしいと考え、養護教諭の道を選びました。現在は、子ども達の健康管理や健康教育を担当しています。私のアドバイスをもとに自分で生活習慣を整えようと工夫したり、元気に登校し、勉強や運動をしている様子など、少しでも成長するために努力している姿に触れることができ、私の進路選択は間違っていなかったと思います。
 看護実習では、様々な人と出会い、「人をみる」ことの楽しさと難しさを痛感しました。人と関わる中で自分が成長出来る喜びを知ることができたことは、今の仕事を続けていく大きな理由の一つです。また、社会人になっても辛いときに相談できる大切な友人と出会えたことも、私の学生生活の宝です。


張明さん

張 明 さん (2014年卒)
勤務先/杏林大学医学部付属病院 高度救命救急センター 看護師

 看護実習の時、患者さんから「私の力になってください」と言われたことが忘れられず、病む人々の力になれる看護師を目指そうと思いました。今は都内に4つある高度救命救急センターのうちの1つに在籍し、新生児から高齢者まで、様々な疾患の患者さんが救急搬送されてくる環境の中で、スピーディーで質の高い救急看護を提供できるよう頑張っています。突然の事故や病気の発症に、患者さんやご家族が不安を抱くのは当然のこと。その気持ちに寄り添える急性期看護を日々心がけています。
 県大の附属施設は非常に充実していて、個人的には図書館が一番好きでした。随時、最新図書が入荷されるので行くのが楽しみでした。学校周辺には大型商業施設や観光スポットも多く、休日に友人と出かけたのは良い思い出です。勉強とアルバイトも両立しやすい環境で、大変恵まれていたと感じています。



看護福祉学部社会福祉学科

森島豊さん

森島 豊 さん (2016年卒)
勤務先/福井厚生病院 ソーシャルワーカー室

 親が介護職だったこともあり、高齢者福祉について学ぶため社会福祉学科を選んだのですが、予想以上に幅広く学ぶことができました。中でも精神保健ソーシャルワークの実習を経験したことで、「当事者に寄り添い、共に考え支援をすすめていく仕事をしたい」と感じ、精神保健福祉士の仕事を選びました。現在は精神科病棟に入院した方の相談を聞き、退院に向けて支援を行っています。希望する生活を共に考え、ご本人が納得し求めた支援を行えた時には達成感を感じます。
 社会福祉学科は少人数で、小グループでグループワークを行う時間も多いです。意見を発言しつつ、協力してひとつの目標を達成するという過程では、チームプレーに必要な力を培いました。それは実社会でも生きており、医師や看護師、リハビリスタッフなど多職種がチームを組み、一人の患者さんに対してチームで支援を行っていくための練習になっていたなと感じます。


宗明日美さん

宋 明日美 さん (2013年卒)
勤務先/特定医療法人 大阪精神医学研究所 新阿武山病院 医療福祉相談室

 在学中のゼミを中心に、はじめて精神障害のある方の生き様や彼らを取り巻く環境を支援する人たちに出会いました。その際、病気や障害と常に向き合いながらも、自分らしい生き方を求めて生活する当事者の姿に感銘を受けて、この仕事に就きました。今は認知症治療病棟に入院する患者さんやご家族の医療福祉相談をはじめ、認知症疾患医療センターの運営、認知症初期集中支援チームとしての訪問活動を行っています。当事者やご家族が直面する生活の困りごとに寄り添う毎日に、難しさとやりがいを感じています。
 遠く大阪で働いていますが、卒業しても途絶えることのない仲間や先生との繋がりに助けられることも多くあります。そして何より、福井の大自然に囲まれて過ごせた大学生活はとても幸せでした。

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