卒業生の姿

経済学部経済学科

上田さん
 
上田 つぐみ さん (2016年度卒)
勤務先/福井村田製作所 生産技術開発部

興味があることへの取り組みを全力でサポートしてくれる

 ゼミではマクロ経済学演習を専攻しました。課題は先生から与えられますが、解決への過程で自分から情報を取りに行ったり、アドバイスをもらいに行ったりを繰り返し、それにもとづいて「自分が何を考えているか」をどう表現すれば的確に伝わるかを学びました。難しいこともたくさんありましたが、ゼミ担当の先生をはじめとする多くの先生方が、1つの質問に対して10応えてくれるような手厚いサポートをしてくださり、意欲を失わずに学ぶことができました。また、ゼミコン(学内研究発表コンテスト)はとても印象に残っています。数ヶ月かけて、チーム・メンバーと議論を納得いくまで練り上げ、研究を完成させることに没頭したのは、いい思い出です。
 卒業論文が「インダストリー4.0(スマートファクトリー)」についての研究だったこともあり、現在はIoTやAIを活用して工場内の情報を繋げ、最適化を目指す取り組みをしている部署に在籍しています。製造現場全体の徹底した効率化と高品質化の実現に向けて、日々頑張っています。
 大学時代にはフィリピンとオーストラリアへの長期留学も経験しました。世界を見たからこそ、世界を相手にする福井村田製作所の仕事には魅力を感じますし、海外経験で得た英語力は今の業務にも生きています。皆さんも旅行でも留学でもやりたいと思ったことにはぜひ挑戦してください!その経験が、自信や価値観の形成に繋がります。

経済学部経営学科

坂口さん
 
坂口 直大 さん (2005年度卒)
勤務先/日華化学株式会社 グループ経営企画室

幅広い知識の修得とともに、人生の道筋もサポート!

 私は当初他大学の他学科に進学しましたが、一般教養の授業で簿記を学ぶうちに企業会計に興味をもったことから、悩んだ末に県大に入学し直しました。県大の経営学科は経営や会計など幅広い知識を学ぶには大変良い環境だと思います。ゼミでは会計監査を中心に取り組みました。会計監査とは、公認会計士が会社の依頼を受けて、報酬をもらい、会社の会計処理が正しく行われているかについて、意見を表明することをいいます。つまりお金をもらう相手に対して、厳しい意見の表明がどこまで可能なのか、その難しさを、過去の会計不祥事の事例研究を行い、学びました。当時既に公認会計士を目指していたことから、担当教授にはよく相談にのっていただいていましたね。
 卒業後に無事公認会計士試験に合格し、その後は公認会計士として働いていました。しかし、「第三者的立場から」「過去の会計情報」を確認する監査業務ではなく、「当事者として」「未来に関わる」仕事がしたいという気持ちが芽生え、日華化学へ。現在は、本社と海外の子会社との取引における国際税務関連の業務を担当しています。税に関する制度や考え方は国によって違いがあるので両国間の調整を行うことが難しいですが、両者が合意に至ったときには特にやりがいと手応えを感じます。
 これから入学する皆さんには、とにかく様々な経験を積んでほしいと思います。私もたくさんのチャレンジを繰り返し、幾度も全く異なる環境に飛び込みましたが、無駄なことなど一つもなかったように感じます。興味を持ったことには、ぜひ勇気を持ってチャレンジしてください。

生物資源学部生物資源学科

井上さん
 
井上 真依 さん (2015年度学部卒、2017年度大学院修了 )
勤務先/福井県奥越農林総合事務所 農業経営支援部 技術経営支援課

充実した学びの環境と人間関係をくれた福井に恩返しを

 高校時代の生物の授業が面白くて「大学でもっと生物学を学びたい」と思い県大に進学し、色んな授業を受ける中で、植物のメカニズムに興味を持つようになりました。植物は動けないのに独自のメカニズムを持っていて、その“目には見えないもの” が分かっていく過程が楽しかったです。研究室では植物の免疫やストレス耐性を制御するメカニズムに関する研究を行っていました。
 大学時代は学内外で多くの福井県民にお世話になりました。私は県外出身ですが、そんな福井に恩返しができればと大学院を修了後は福井県職員に。現在は、農業者に対して、栽培技術や病害虫防除、経営などの指導を行っています。また、1次(農業)×2次(加工)×3次(流通)産業=6次産業化にも注力しており、道の駅などで農業者が自ら販売するための指導も行っています。地域に寄り添い、密着した指導ができるように、農業者とのコミュニケーションを日々心がけていますね。
 他大学の似た研究室では1学年10名という話もよく聞きますが、私の時は2名。まさに少数精鋭で、きめ細やかなご指導をいただきました。また、県大には国内大学トップレベルの研究機器が備わっており、それらを自分で使いながら質の高い研究ができるチャンスに恵まれたのは本当に幸せなことだったと思います。

海洋生物資源学部海洋生物資源学科

鎌倉さん
鎌倉 未来 さん (2010年度卒)
勤務先/豊田市役所 子ども部 次世代育成課 

考えるだけでなく、実際に現場を見ることの大切さ

 県大では、まず海洋に関する広い分野を基礎から学び、3年次後期から海洋生態代謝学研究室に所属して水月湖に住む微生物の研究をしていました。研究では自分で水月湖に足を運び、実際の現場を見ながら水質の調査などを行うことで、研究室にこもっているだけでは分からないこと・気づかない発見が多いと痛感しました。大学生活を通して感じた「デスクで考えるだけではなく実際の現場をみることの大事さ」や「考察や新たな手法の検討の繰り返し」は仕事にも通じるものがあると思っています。あるやり方がうまく行かないので他の担当者や上司と相談して、失敗を繰り返しつつも試行錯誤し、最終的に最も効率的なやり方が見つかった時の喜びは、研究で得た感動に近いものがあるかもしれません。また、PDCA(Plan計画、Do実行、Check評価、Action改善)サイクルの重要性を学んだことは、社会人になってからの方が生きていると感じています。
 県大は、学内外を問わず、人に恵まれた場所だと思います。さらには研究設備も整っており、環境も良いので、自分が興味を持った研究に没頭できます。また、福井はゆっくりとした時間が流れる過ごしやすい場所でした。都会のようなきらびやかさは少ないですが、穏やかな空気の中で好きなことを好きなようにできるというのは学生にとって最高の贅沢ですよ。

看護福祉学部看護学科

田村さん
田村 望 さん (2017年度卒)
勤務先/社会福祉法人 恩賜財団 済生会支部 福井県済生会病院

基礎をしっかり学ぶから、“臨機応変”が身につく

 私が担当する病棟には、外科・婦人科の患者さんが多くいらっしゃいます。怪我の治療の患者さんが大半なので、回復して退院されていく様子を見れることはやはり嬉しいですし、患者さんから感謝の言葉をいただけるとやりがいを感じます。看護は大学で初めて学んだので不安もありましたが、基礎をしっかりと教えていただけたので、実際に看護師として働くようになった今も、現場で臨機応変に対応ができていると感じます。実習の際も「どこがどんな風に分かっていないのか」と先生が相談に乗ってくれたり、「今どんな問題が起きていて、これからどうしていくか」という計画にもアドバイスをくれるので、安心して実習を終えることができました。
 県内に看護が学べる学校はいくつかありますが、県大は他学部との交流がしやすそうで、様々な人に出会うことで自分の価値観が広がるかなと思い進学を決めました。実際、気軽に他学部生と交流ができ、全く違う考えに触れることで勉強の参考になるだけでなく、リフレッシュにもなり、視野が広がったと感じます。また県大には系列の病院がないため、地域の色々な病院で実習できたのも大変有意義でした。看護師になりたいという夢に対して、県大を選んだことは本当に正解だったと思っています。皆さんも自分の進みたい道がはっきりしているなら、県大はおすすめです。夢が叶えられるのはもちろん、自分を大きく成長させてくれる環境が整っています!

看護福祉学部社会福祉学科

内田さん
内田 裕之 さん (2014年度卒)
勤務先/公益財団法人 復康会 沼津中央病院

相手をきちんと知ること すべてはそこから

 私は小学校高学年の頃から高齢者に関わるボランティアに興味を持ち、高校も介護福祉士を選べる学校に進学しましたが、自分は介護よりも相談支援の方が向いていると感じ、県大の社会福祉学科へ進学しました。ご本人やご家族では対処できない生活上の課題に直面した方が、よりその人らしく暮らすためにはどのように支援するのが良いかを4年間を通して学び、ゼミでは先生と1対1で、支援の原則についてご指導いただきました。また生活保護者を受け入れている救護施設に実習に行き、支援を行うには、その人の今までの生活や、ひいては人生を深く知ることが重要だと体感しました。現在は精神科救急病棟で、入院中の患者さんの生活上の困り事の解決や、退院後に希望する生活の実現のためのお手伝いをしています。ご本人やご家族にとっての問題の大きさ・重さがプレッシャーになることもありますが、ご本人と少しずつ関係性を築いていき、感謝の言葉を頂いたときにはやりがいを感じます。大学で学んだ「循環的関係(ご本人の考え方や価値観に沿って言動を理解し、支援者のかかわり方を見直すこと)」の重要性を胸に、日々頑張っています。
 高校とは違い、大学は主体的に学ぶ姿勢がなければ得るものは少ないです。4年間の密度は、自分の行動次第で決まります。福井はすごく温かい人が多いので、積極的に先生に聞きに行くなどの学ぶ姿勢を持って、充実した学生生活を過ごしてください。

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