学部・大学院経済学部 - 経済学科

広く世界とつながる視野と
バランスのとれた思考を学ぶ

政策科学としての経済学の基本科目を取り揃え、経済学を学んだ誰とでも経済について対話可能なレベルの内容を提供します。講義に加え、プレゼンテーションやフィールドワーク、シミュレーション・ゲーム、ディベートなど、演習を中心とした双方向型授業にも取り組んでいます。これらを通して社会の課題に関心を向け、それらを解決するための考え方を学び、広く世界とつながる視野とバランスのとれた思考を身につけてください。

学科の特徴

理論を基礎に地域に根ざしたグローバルな教育

経済理論を基礎に、福井から東アジアまで、グローバルな研究・講義を実施しています。学生の交換留学、教員の国際的な研究交流も活発に展開。中国、ロシアを出身とする教員も在籍しています。

実体験を重視した研究活動

国内の各企業訪問や、中国経済を直に学ぶ現地学習、農業・食料問題を考える現場体験、地元のまちづくり活動への参加など、実体験を重視した研究活動を行うことにより、社会経済を肌で感じることができます。

垣根を越えた経営学科とのつながり

経営学総論、企業論、簿記原理など、経営学科との共通履修科目があります。両学科の垣根を越えて、多様な視点から経済学を学ぶことができます。

経済学科の4年間(カリキュラム)

1年次 経済学の基礎理論を学ぶ。
経済学の基礎理論を必修として履修し、2年次からの専門的な学びに備えます。経営学総論、企業論、簿記原理など両学科に共通した科目も用意し、垣根を超えた社会経済の学修ができます。
2年次 専門分野を学ぶための基礎ゼミ。
【前期】3・4年次に専門的なゼミを行うための基礎ゼミを開講します。約100名の学生に対し10名程度の教員が担当する少人数制を活かし、丁寧な指導を行います。
【後期】必修科目として外書講読を実施。ここでも少人数教育のメリットがフル活用されます。
3年次 ゼミを中心に専門分野を学ぶ。
演習Ⅰ(ゼミ)が中心。全教員により開講されるゼミに分かれて、専門分野の研究を掘り下げていきます。文献講読やフィールドワークなど、そのために必要な知識やスキルをみがきます。本格的な研究に取り組むと共に、卒論の準備を行う期間です。
4年次 4年間の総仕上げである研究活動。
大学時代の総仕上げとしての学修と研究の大切な期間です。演習Ⅱ(ゼミ)で自ら課題(研究テーマ)を設定し、多くの学生が卒業論文の作成に取り組みます。

カリキュラム

  1年次 2年次 3・4年次
理論・歴史 マクロ経済学
ミクロ経済学
経済数学
西洋経済学
経済学史
世界経済論マクロ経済学Ⅲ
経済人口学政治経済学
日本経済史
アジア経済史
政策   経済政策
産業組織論
財政学
中小企業論Ⅰ・Ⅱ
金融論
国際経済学A・B
社会保障論
労働経済学
文化経済学
特別企画講座A
地方財政論
地域経済論
公益事業論
農業経済学
環境経済学
特別企画講座B
統計・情報 統計学 計量経済学
経済統計学
ファイナンス理論
国際   中国経済論
アジア経済論
ロシア経済論
アメリカ経済論
環日本海経済論
開発経済論
中国の企業と経済
移行経済論
経営 経営学総論Ⅰ・Ⅱ
企業論
簿記原理
会計学Ⅰ・Ⅱ  
法律   権利擁護と民法総則
会社法
取引法
 
外書・演習   基礎ゼミ(前期)
外書講読Ⅰ(後期)
外書講読Ⅱ・Ⅲ
ビジネス英語
演習Ⅰ・Ⅱ
卒業論文
その他の科目 キャリアデザイン概論Ⅰ・Ⅱ 民法(財産法)
福祉のまちづくり論
キャリアデザイン特論
保健医療福祉行政論
インターンシップ

» 経済学科で取得可能な資格・免許状
» 主な就職先

面白ゼミ紹介

杉山ゼミ

国際社会を身近な問題から考えてみよう
杉山先生のゼミでは国際経済に関する様々な問題を取り上げています。それを実践するように、毎年のゼミは、各自、興味や関心を持ったニュースをピックアップし、その理由を発表することからスタートします。その中で学生がもっと調べてみたい!と思うテーマを選び、チームを組んで研究していきます。杉山先生曰く、「国際経済の理論と実際をバランスよく学び、応用することが大切」とのこと。そのため、研究を進めていく中では、国際経済の理論やデータ分析の手法などもしっかりと学んでいきます(経済学部では、データ分析の手法を学ぶ合同ゼミも実施しています)。
近年では、EUの移民問題、中国やASEANへの企業の海外進出などに加え、ケータイアプリの経済効果など、身近なテーマも取り上げており、学生は自主的に楽しく調べることができているとか。その成果は、毎年他大学とのインターゼミで発表しています(昨年は中部経済学インターゼミにも参加しました)。
杉山ゼミの様子。「トランプ政権について」「アメリカのTPP離脱」「家庭で太陽光発電から水素をつくる」など、初回は各自、興味のあるニュースについて発表していました。
「大切なのは、粘り強く、いろいろな可能性を探っていくこと。私も含め、みんなで調べ、話し合う中で面白いアイディアが生まれてくるかもしれません。」(杉山先生談)

桑原ゼミ

街が変わるほどの大きな可能性を秘めたゼミ
 "街に出ようゼミ"として、多くの学生から支持されるのが桑原先生。「現場で五感をフルに活用して、たくさんの情報を得てほしい」とのこと。
今年度は、"公共施設の再編マネジメント"をテーマに、福井市とのコラボ企画を実施。施設再編シミュレーションゲームを使い、県民や自治体職員の施設マネジメントに関する理解向上を図るというもの。つまり、うまく稼働していない施設はどうすればいいのか?さらに広く考えれば、施設を通じてよりよい街づくりをしていこうということです。
このゲームはすでに他県で作成・実施済で、今回は福井版としての試みです。近い将来、このゲームでの学びが、福井市の施設変化をもたらすかもしれません。
シミュレーションゲームの様子。4~6人でチームを組み、架空自治体の部長として減少する財源や変化する人口動態に応じた施設再編計画を作り、施設マネジメントの必要性を体感。
シミュレーションゲーム後、実際の現場(福井市のガラガラ山キャンプ場)を訪れた様子

在学生の声

(左から)岩下紗彩さん、黒田美和子さん、佐々木一徳さん

「"街に出よう"に惹かれてこのゼミへ。体験型は面白そうだし、大学外の人達との交流も期待してます」(黒田さん)
「街に出ることで普段はふれあえない人の話が聞ける。それがそのまま勉強になります」(岩下さん)
「堅苦しくないゼミです。シミュレーションゲームでは意見交換が盛んで、今後が楽しみです」(佐々木さん)

学生からのメッセージ

学業と地域交流を両立できる環境の良さが気に入っている。高尾 茜利さん

自宅から通えること、しっかり勉強ができること、自分の時間が確保できること。この3つの条件をすべて満たしたのがここでした。経済学科を選んだ理由は、いろんなことが学べて視野が広がると思ったから。入学するまでは「経済って堅苦しいかな? 難しいかな?」と不安や心配がありましたが、実際に講義を受けてみるとそれらの心配は半分くらいで、先生の話はわかりやすいし、楽しい。特にミクロ経済はその言葉から堅苦しさを感じていましたが、面白くて柔らかいイメージに変わりました。
現在、勉強の傍ら地域のフットサルチーム(福井丸岡RUCK)にも所属しています。昨年はフットサル日本女子代表候補に選出されました。大学生活とフットサルをうまく両立して、4年間、どちらも精一杯頑張るつもりです。

「大学に入って友達が増えました。一緒に遊んだり勉強したり、とにかく毎日が充実! 幅広い知識が得られる学術教養センターの授業は宇宙やコケの話など、驚きの連続です」

経済+文化で、抽象的な経済イメージがリアルに変わる。西畑 絵莉さん

比較的新しい大学で、大規模ではないけれど、就職率はかなり高い。それが入学の動機です。大規模ではないので学生同士が親密で、先生との距離も近いのが気に入っています。
今、学んでいるのは文化経済学です。高校時に茶道を経験したこともあり、文化と経済の関わりに興味がわいて、山﨑ゼミで学んでいます。
"経済"と聞くと、あまりにも大きくて抽象的で漠然としたイメージですが、そこに"文化"という要素が加わることでより身近にリアルに、わかりやすくなるのです。具体的には、古民家の再利用や芸術関連のイベントなど。座学の他に、フィールドワークとして文化施設への見学も行っています。
山﨑先生は外部の方とのつながりが広く、それが学びの深さや濃さに直結していると実感しています。

「文化経済学は決して簡単ではなく、いろんな書物を読んで理解を深める必要があります。でも、難しいからこそ知るほどに納得、面白いんです」

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