学部・大学院看護福祉学部 - 社会福祉学科

徹底した少人数教育と地域社会との連携で、
相談・援助の専門家を育成。

ソーシャルワーカーは、発達や高齢、育児・介護、疾病・障害、貧困、虐待・DV等による様々な生活のしづらさに直面する人々の回復や成長、自立をめざして、自分自身と社会資源を活用して、支援をする専門職です。学部の共通関連科目では医療・保健に関する知識を習得します。そして、徹底した少人数指導で、心理学、精神医学、社会学、法学等を基礎に、社会福祉に関する専門科目や演習・実習科目を学修し、人間と環境の相互作用を把握する能力やそこに介入する能力、多専門職・関係機関と連携する能力を育み、幅広い分野で役立つ教育を行います。

学科の特徴

看護学科との共通関連科目で、医療・保健の知識を習得。

健康の概念や病気・障害の特性を知ることも、社会福祉士や精神保健福祉士が相談・援助を行うときに重要な情報の一つとなります。看護学科との共通関連科目で、実践で役立つそれらの知識を広く得ることができます。

少人数教育で、細やかに学修を指導。

30人の学生に18人の教員が対応する、徹底した少人数方式で指導します。多彩な専門分野の教員が学生の個性を尊重しながら、福祉現場での実習から卒業研究、資格取得までの学修を細やかに指導します。

社会福祉士と精神保健福祉士の国家試験受験資格、ならびに教員免許の取得。

社会福祉士と精神保健福祉士の国家試験受験資格を取得することが可能です。さらに教職課程を選択すれば、高校教諭1種免許(公民/福祉)を取得することができます。

» 社会福祉学科で取得可能な資格

社会福祉学科の4年間(カリキュラム)

1年次 社会福祉の基本と共通科目を学ぶ。
一般教育を広く学ぶとともに、共通関連科目で医療・保健・福祉などについて幅広く知識を身につけます。また社会福祉概論などの専門科目の学習も始まり、ソーシャルワーカーとなるための視野を広げていきます。
2年次 専門科目の学びが本格的に。
専門科目の学習が増え、社会福祉についてより深く学んでいきます。さらに基礎演習(ゼミ)では、情報収集やプレゼンテーションの方法などの勉学の基本的な技術も学びます。
3年次 援助技術を身に付け、現場実習を行う。
ソーシャルワーク演習などを通して、ソーシャルワーカーとして必要な価値・知識・技術などを習得し、後期には県内の社会福祉関係機関や施設で約1ヶ月半のソーシャルワーク実習(選択)を行います。
4年次 卒業研究に取り組み、ソーシャルワーカーとして飛躍する。
前期には、精神保健福祉援助実習(選択)を行います。また4年間の勉学の総まとめとして卒業研究を提出します。さらに2つ(社会福祉士・精神保健福祉士)の国家試験や公務員試験の受験に向けて、学科内でのサポート体制も整え、ソーシャルワーカーとして活躍できるよう応援します。

カリキュラム

  1年次 2年次 3年次 4年次
共通
関連
科目
社会保障・社会福祉概説
公衆衛生・環境医学
基礎保健学
精神保健Ⅰ
居住福祉論
福祉のまちづくり論
保健福祉行政論
福祉工学(自助具・介護機器)
社会福祉調査A・B
   
専門科目 社会福祉学概論
社会保障論
児童福祉論
ソーシャルワーク論Ⅰ
社会学概論
法学概論
医学概論
発達心理学Ⅰ
精神医学Ⅰ・Ⅱ
高齢者に対する支援と介護保険制度Ⅰ・Ⅱ
障害者福祉論
社会福祉発達史
地域福祉論、国際福祉論
介護概論
ソーシャルワーク論Ⅱ・Ⅲ・Ⅳ
ソーシャルワーク演習Ⅰ
憲法原論、行政法
生涯発達学、発達心理学Ⅱ
心理学概論、精神保健Ⅱ
精神科リハビリテーション学Ⅰ
精神保健福祉論Ⅰ
社会福祉法制論
生活保護論、福祉計画論
保健医療サービス
雇用政策
就労支援サービス
更生保護制度
家族ソーシャルワーク論
社会福祉管理運営論
ソーシャルワーク演習Ⅱ・Ⅲ
ソーシャルワーク実習
ソーシャルワーク実習指導、現代人権論
権利擁護と民法総則
民法(家族法)
精神科リハビリテーション学Ⅱ
精神保健福祉論Ⅱ
精神保健福祉援助技術各論
精神保健福祉援助演習
精神保健福祉援助実習Ⅰ
低所得者支援
ソーシャルワーク特別講義A・B
社会問題論A・B
民法(財産法)
精神保健福祉援助実習Ⅱ
総合部門 キャリアデザイン概論Ⅰ・Ⅱ 基礎演習
キャリアデザイン特論
社会福祉演習 外書講読、卒業研究

研究クローズアップ

高齢者に適した社会的ケアシステムを模索。奥西栄介 教授 [高齢者福祉、高齢者ソーシャルワーク、高齢者ケアマネジメント]

老いのプロセスで生ずる高齢期の個別具体的な生活課題をいかに解決するか。老いを抱えながらもその人固有の生き方を支援する地域社会をどうつくるか。この2つのテーマについて、高齢者ケア施設、大都市部、過疎地域における高齢者の生活実態と対応策に関心をもって研究しています。

例えば、高齢者ケア施設においては、特別養護老人ホーム等での施設ケアマネジメントの方法を研究しています。施設ケアマネジメントは、施設ケアの基盤となるケアシステムです。施設ケアマネジャーが利用者の生活を評価し、その人の生活をどのようにサポートするか、施設入居者であっても地域生活者として位置づけたケアプランをいかに作成するか、さらに、ケアプランを実施するためのチームアプローチの方法も重要な研究テーマです。

研究データの一部は、倫理的な配慮のもと、授業でも活用します。テキストで基礎をおさえ、事例で理論がどのように応用されるのか確認します。さらに、学生は次年度の現場実習を通して体験的に支援方法の実際を学びます。

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