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桑原 美香くわはら みか
プロフィール
研究活動
| 専門 | 地方財政論 財政学 |
|---|---|
| 研究活動の紹介 | 地方分権型社会への移行に向けた、自治体の公共施設整備のありかたについて、実証的分析を踏まえて、その対応策を検討してきました。これまでは、社会資本整備中心、いわゆる「ハコもの中心」の財源配分システムとなっていました。それにより、今後は2つの遺産ともいえる「借入金残高の累積」と「社会資本ストックの累積」が問題視されてくることでしょう。これらの「遺産」を、「資産」へと変えてゆくことが、地方分権型社会実現へのあゆみにつながるのではないでしょうか。そして、それらの施設の存続の賛否や管理・運営主体、費用負担方法など、自らの意思を反映でき、責任と負担が明確に分担された社会こそが、地方分権型社会であると考えています。 |
| キーワード | 地方分権型社会、公共施設の維持補修・管理運営の効率性評価 |
著書・論文
著書:
・『入門 財政学』（共著、中央経済社、2008年4月）
・『年報 東アジアと地域経済』（共著、福井県立大学、2008年3月）
・『分権型社会の制度設計』（共著、勁草書房、日本地方財政学会研究叢書第10号
（2005年11月））
・『地域政策の道標――分権時代の協働社会づくりと地域の自立――』
（共著、ぎょうせい、2002年12月）
論文:
・Ryo Haruna, Mika Kuwahara and Yurika Shiotsu, “Evaluation of Middle and Long Term Management Efficiency of Public Museums by Network DEA”, Biomedical Soft Computing and Human Sciences, Vol.17, No.1, 2011, pp.11-17.
・「公立美術館の施設運営管理における中長期的な効率性評価」
春名亮、桑原美香、塩津ゆりか『金沢学院大学紀要』、第9巻、2011年、pp.83-91。
・「都道府県立文化施設運営の効率性指標」『地方自治研究（第24巻弟1号）』
日本地方自治研究学会、2009年3月、pp.50-60。
・「地方自治体における指定管理者制度の導入と地域課題」桑原美香、戸田常一
『經濟論叢（第32巻第2号）』、廣島大學經濟學會、2008年、pp.67-76。
・「中位投票者仮説に基づく地方公共財需要の推計に関する実証的分析
─広島県における市町村を対象として─ 」桑原美香、『地方自治研究』、
第18巻2号、2003年、pp.26-37。
・「公共施設の維持補修費の規定要因に関する実証分析
―広島県内の市町村を事例として― 」、『地域経済研究』、戸田常一、桑原美香、
第13号、2002年、pp.3-17。
・「わが国における地方交付税特別会計借入に関する一考察」、桑原美香、戸田常一、
『計画行政』、第24巻4号、2001年、pp.81-86。
社会・地域活動
【諸団体、福井県、県下市町関連の委員会、講義・講演、パネルディスカッション
新聞、テレビ等への寄稿、出演】
北陸財務局北陸地域連携プラットフォーム
財務省財務総合政策研究所「財政制度研究会」
北陸農政局農村振興課関係補助金等交付先選定審査委員会
福井県・公共事業等評価委員会
福井県・福井駅西口地下駐車場指定管理者選定委員会
福井市・公正入札調査等委員会
福井市・廃棄物減量等推進会議
福井市・市民協働推進委員会
福井市・指定管理者選定委員会
福井市・身近なまちづくり審議会
福井市・総合ボランティアセンター検討会議・(座長)
越前市・都市計画課 まちづくり懇話会
大野市・行政改革戦略会議(副座長)
敦賀市・福祉保健部 市民福祉会館管理運営検討委員会(副会長)
敦賀市・金ヶ崎周辺デザインガイドライン策定委員会
坂井市・指定管理者評価員会(委員長)
坂井市・指定管理者選定委員会(委員長)
あわら市・行政改革推進委員会(会長)
あわら市・公の施設指定管理者選定委員会
鯖江市・道の駅指定管理者選定委員会
ふくい地域活動応援ファンド委員会
永平寺町商工会まちづくり懇話会
みくに地区まちづくり協議会との共催講義
福井民放連「これからの街づくり」
福井・坂井地域保健・福祉等関係職員研修「社会保障の現状と今後の方向性」
福井県消防大学校研修
あわら市職員研修
福井県都市監査委員会事務局研修会
小浜市行政改革懇談会/研修
教育活動
| 担当科目 | 財政学、地方財政 |
|---|---|
| オフィスアワー | |
| 相談・講演・共同研究等に応じられるテーマなど | 地方分権型社会、 公共施設の維持補修・管理運営の効率性評価 |
その他
コメント:地域に根ざした研究を行っていきたいと思っています。