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教員情報
学術教養センター 教授

きむら さよ木村 小夜

プロフィール 研究活動 主な著書・論文 主な社会・地域活動 教育活動 その他

プロフィール

生年月日1963年2月
所属学術教養センター
職名教授
研究室経済学部棟501号室 (内線2501)
ウェブサイトhttp://researchmap.jp/read0020101/
最終学歴奈良女子大学大学院博士課程人間文化研究科比較文化学専攻修了
所属学会

日本近代文学会(2016~ 評議員)
昭和文学会(2014~6 編集委員)
日本文学協会
日本社会文学会

職歴

1991 奈良女子大学文学部助手
1992 本学講師
1997 本学助教授
2008 現職

研究活動

専門近代国文学
研究活動の紹介

1.太宰治作品と翻案についての研究:先行する小説やお伽噺などを下敷きに独自の世界を創り出す、翻案作家としての太宰治に注目してきました。原典と作品との比較検討、同時代のテクスト享受の考察を研究の中心としています。また同様の手法による関連作家(鴎外・芥川・菊池など)の作品を読み解くことで、近代日本文学における翻案の意味について考えを広げようとしています。
2.短篇小説の読解:個々の明示的な言葉とは別に、物語のしくみそのものに伏在する主題というものが作品にはあります。こうした観点から、一見因果関係の単純で明白な童話や短篇小説の読み直しを試みています。

キーワード近代日本文学 小説 太宰治 翻案

主な著書・論文

・著書
『太宰治翻案作品論』(和泉書院,2001)
  序章 太宰治の翻案をめぐって
  第1章 「女の決闘」論
  第2章 『新釈諸国噺』論(9篇に関して)
  第3章 『お伽草紙』論
 ※書評:『日本近代文学』01・10(安藤宏)、『國語と國文學』03・2(渥美孝子)

『太宰治の虚構』(和泉書院,2015)
  はじめに
  Ⅰ 初期作品 「魚服記」論/「めくら草紙」論/「雌に就いて」論
  Ⅱ 告白と手紙 「葉桜と魔笛」論(1,2)/「誰も知らぬ」論/作中の手紙をめぐって
  Ⅲ 翻案の諸相 「清貧譚」論/「駈込み訴へ」論/「右大臣実朝」論
  Ⅳ 井原西鶴と太宰治 昭和十年代・西鶴再評価の中で/「破産」論/「吉野山」と
    「遊興戒」
  終章 「人間失格」論
 ※書評:『日本文学』15・9(斎藤理生)、『日本近代文学』15・11(小澤純)
     『社会文学』16・2(岡村知子)、『昭和文学研究』16・3(大國眞希)

安藤宏編著『展望 太宰治』(共著,ぎょうせい,2009)
  第Ⅵ部 研究案内

・論文
「船上と白洲−「高瀬舟」試論−」(『福井県立大学論集』1996)
「芥川童話における〈因果〉再検討−「蜘蛛の糸」から「魔術」へ−」(同前1997)
「小川未明「赤い蝋燭と人魚」とその周辺」(同前2007)
「「火の鳥」ー〈人の役に立ちたい〉女優ー」(『国文学 解釈と鑑賞』2007)
「寓話の中の変容ー戦後短篇管見ー」(『福井県立大学論集』2008)
「『夢十夜』の錯誤−「第二夜」と「第六夜」−」(同前2009)
「誤算の闇―菊池寛「藤十郎の戀」試論―」(同前2010)
「三島由紀夫自選短編集『真夏の死』を読み直す」(『季刊iichiko』2012)
「菊池寛「恩を返す話」試論‒〈人間らしさ〉と執着‒」(『国語国文学』2014)
「橫田俊一と太宰治‒「太宰治作品表」とその周辺‒」(『太宰治研究』2014)
「森見登美彦『新釈 走れメロス 他四篇』論―連作としてのメタフィクション―」
(『福井県立大学論集』2016)

・解説・論評
「解説・太宰治「魚服記」」(『近代小説「異界」を読む』双文社出版,1999)
「太宰治研究の現在−研究文献を紹介しながら−」(『國文學』1999)
「新刊紹介・安藤宏『太宰治 弱さを演じるということ』」(『国文学 解釈と鑑賞』2003)
「旅と文学・田山花袋『若狭道』」(『国文学 解釈と鑑賞』2007)
「紹介・山口俊雄編『太宰治をおもしろく読む方法』」(『日本近代文学』2007)
「研究動向・小川未明」(『昭和文学研究』2008)
「読み継がれた60年」(『〈図録〉太宰治 三鷹からのメッセージ 没後60年記念展』2008)
「紹介・斎藤理生・松本和也編『新世紀 太宰治』」(『日本近代文学』2010)
「別解・芥川龍之介『藪の中』」(『誠信プレビュー』2012)
「書評・斎藤理生著『太宰治の小説の〈笑い〉』」(『日本近代文学』2014)

・事典項目
「太宰治全作品事典」『太宰治事典』(學燈社,1994)
『太宰治全作品研究事典』(勉誠出版,1995)
『日本女性文学大事典』(日本図書センター,2006)
『滋賀近代文学事典』(和泉書院,2008)
『兵庫近代文学事典』(和泉書院,2011)
『京都近代文学事典』(和泉書院,2013)
『田辺聖子文学事典』(和泉書院,2017)

主な社会・地域活動

大学入試センター教科専門委員(2000~01年度)
福井県生涯学習大学開放講座協議会委員(2008~11年度)
福井ふるさと文学館(仮称)基本計画策定委員会委員(2012年度)

《非常勤》
敦賀市立看護専門学校(2010~11年度)
放送大学面接授業(2002,11,17年度)
金沢大学人文学類(近代・現代文学講義、現代文学史、2013,16年度)
富山大学人文学部(比較文化講読、2013年度)
敦賀市立看護大学(言語と表現、2014年度~)

《講演・講座等》
・県立大学オープンカレッジ「三島由紀夫『真夏の死』を読むー自選短篇集の世界ー」(福井・小浜、2009)
・「大人のための朗読会 DAZAIを読む」作品解説(県立図書館、2009)
・さばえライブラリーカフェ「手紙の力学―太宰治作品から考える―」(鯖江市文化の館、2009)
・FBCラジオ講座・いきいき長寿セミナー「今、太宰治をどう読むか―生誕百年にあたって」(2009)
・福井ライフアカデミー・生き方再発見講座「太宰治を再発見する―生誕百年を記念して―」(県生活学習館、2009)
・文学講演会「〈告白〉という方法―「破戒」から「人間失格」まで―」(勝山市立図書館、2010)
・勝山さわやか大学「日本近代の小説を読む」(勝山市教育会館、2011)
・大学連携リーグ企画講座『昭和文学を読み直す』「太宰治「人間失格」はどう読まれてきたか」(福井市地域交流プラザ、2012)
・福井県高等学校教育研究会国語部会講演「太宰治の〈虚構〉と〈現実〉」(県生活学習館、2013)
・大学連携リーグ企画講座『再発見・北陸の文学』コーディネーター(福井市地域交流プラザ、2013)
・県立大学オープンカレッジ「夏目漱石『夢十夜』を読む」(福井・小浜、2013)
・大学連携リーグ企画講座『再発見・北陸の文学Ⅱ』コーディネーター(福井市地域交流プラザ、2014)
・県生涯学習大学開放講座「昔話を読み替える―太宰治「カチカチ山」の場合―」(あわら湯の町公民館、2015)
・京都女子大学公開講座「太宰治の方法―告白・回想・翻案―」(京都女子大学、2015)
・福井県ふるさと文学館文学講座「〈女装〉する太宰治」(県立図書館、2015)
・奥越合同読書大会記念講演「谷崎潤一郎の生涯と作品―「春琴抄」を中心に―」(勝山市立図書館、2015)
・福井大学言語文化学会講演「太宰治と『若草』‒素材受容の一端‒」(県国際交流会館、2016)
・奈良女子大学同窓会佐保会滋賀支部総会記念講演「太宰治風アレンジとは?―「葉桜と魔笛」を読み直す‒」(琵琶湖ホテル、2017)
・FM福井「空飛ぶ文庫」ゲスト出演(2013・7~、20数回)

教育活動

担当科目国文学、 文学概論、 国文学史、国文学特殊講義、導入ゼミ、教養ゼミ、 学術ゼミ、教養特講(研究の世界)、現代人権論(以上二つはオムニバス)
オフィスアワー

月曜日4限

相談・講演・共同研究等に応じられるテーマなど

・近代日本文学一般について(作家と作品、近代文学を取り巻く情況など)
・小説、特に短篇の読解(童話・外国文学を含む)
・太宰治の作品、太宰治という作家について
・その他、言語表現のありかたについて(口頭発表・文章作品の審査など)

その他

学位:博士(文学)(奈良女子大学,1994)

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