所長からのメッセージ

南保 勝

わが国の経済社会を取り巻く環境を概観しますと、国内的にはバブル崩壊以降長期化する経済活動の低迷や少子・高齢化の進展による生産年齢人口の減少、さらには地球環境・資源問題の浮上など、解決すべき様々な問題が山積しております。

また地方圏におきましても、近年、産業分野では経済のグローバル化・ボーダレス化を一要因とした構造不況業種の増加など地域への負の影響が懸念される一方で、行政分野では地方分権の進展に伴う地域間競争が厳しさを増すなか、地域活性化に向けての新たな施策提示とその実践が強く求められています。

こうした中、地域経済研究所は、2001年4月、技術・文化など地域が保有する固有の資源を活かしながら、産業活性化と公共政策への時宜に適った提言を行うため、本学の附置研究機関として誕生しました。同時にそれは、大学本来の役割である研究・教育面での貢献に加えて、本学における基本理念の一つでもある「地域と連携した開かれた大学」の実現を目指し、地域産業および行政機関などとの密接な連携・協力による地域経済発展に向けての研究活動を通じて、よりリアリティーのある地域貢献活動を実践しようとする目的を兼ね備えていることは言うまでもありません。

現在、地域経済研究所では、地域経済部門、アジア経済部門の両部門に加え、人口減少対策プロジェクトチームを立ち上げ、地域政策全般にわたる研究活動を実践しておりますが、いずれにいたしましても、到達目標は基礎研究、応用研究の成果としての地域への提言を通じ、地域経済の底上げをどう図るかと言うことであり、この目標に向かい日々邁進していく所存でございますので、皆様のご支援・ご協力をよろしくお願い申し上げます。

地域経済研究所長・教授
博士(経済学)南保 勝

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