戦後日本の人口移動と家族変動

丸山 洋平

戦後日本において、家族の姿は大きく変動し、東京一極集中に代表されるような地方圏と大都市圏との間の人口移動にも様々な変化が生じている。これらの現象はどのように関係し、その関係はどう変化してきたのか。本書は戦後日本の大きな家族変動として、皆婚社会における平均きょうだい数の減少という人口転換の局面と、晩婚化・非婚化を背景とする少子化の局面に着目する。そして、それらの家族形成行動と人口移動の関係を考えることを通し、戦後日本の人口変動を捉えなおす視点を提起するものである。

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[出版社:文眞堂] 発行日:2018年1月31日
頁 数:142ページ
価 格:2,800円(税別)

 

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