Search教員情報検索
教員名、研究内容等でキーワード検索できます。
池下 譲治いけした じょうじ
プロフィール
研究活動
専門 | 世界経済、アジア経済、国際ビジネス、グローバル経営戦略論 |
---|---|
研究活動の紹介 | 1.世界経済およびアジアの動向に関する研究 新型コロナウィルス・パンデミックは、米中覇権戦争やBrexitなど、世界経済やグローバル社会を繋ぐ糸が綻びを見せる中で発生しました。奇しくも、これらはグローバリゼーションが抱える課題とさらなる可能性を同時に浮き彫りにしたと言えます。こうした問題の要因解明と必要な政策などについて研究しています。 また、英国に続き、中国と台湾も参加を表明しているTPPのほか、地域的な包括的経済連携(RCEP)協定など日本を取り巻く地域経済連携についても研究しています。 2.「途上国との互恵ビジネス」を中心とするSDGs型グローバル戦略に関する研究 さらに、現下の世界経済や社会のトレンドを踏まえ、地域経済や地域ビジネスの新たな可能性として、社会的課題の解決を目指す「途上国との互恵ビジネス」をテーマに、実証研究などを行っています。その中で浮上した国際人材不足といった課題解決に向けた具体的なアプローチの一つとして、留学生など外国人材の活用に関する研究を行っています。 |
キーワード | 世界経済、アジア経済、国際ビジネス、グローバル経営戦略、途上国との互恵ビジネス |
著書・論文
■著書
・「展示会活用マーケティング戦略」共著(POP 2006年)
・「メイド・イン・チャイナの衝撃」共著(ジェトロ 2001年)
・「アジアの構造変革はどこまで進んだか」共著(ジェトロ 2000年)
・「アジア経済再生」共著(ジェトロ 1999年)
・「一目でわかる『アジアの財閥と業界地図』」共著(日本実業出版社 1996年)
■論文(特に断りのない限り、単著)
・「グローバリゼーションの功罪と世界経済秩序の再構築に向けての一考察」福井県立大学地域経済研究所『ふくい地域経済研究』第33号(2021年8月発行予定)
・New possibilities for non-Japanese human resources: The challenge of Japan’s SMEs for reciprocal business with emerging markets, International Journal of Business & Management Studies, Volume 02; Issue no 05: May, 2021
・「新段階に入った米中覇権戦争とコロナ後の世界経済」福井県立大学地域経済研究所『ふくい地域経済研究』第32号(2021年3月)
・「米中対立と世界経済、その収斂と分断の構造」北陸AJEC『Warm Topic』Vol.156(2020年10月)
・「変貌する世界、アジア経済と地域の対応」同 第30号(2020年3月)
・「外国人材の新たな可能性に向けての様相」『途上国・新興国との新たな互恵ビジネス促進のための日本のベンチャーエコシステムの革新と創造』(ITI調査研究シリーズNo95)共著 第6章pp.62-75(国際貿易投資研究所 2020年)
・「グローバル化における地域企業の戦略としてみた場合の途上国との互恵ビジネス」『日本の地域活性化を促す途上国との互恵ビジネス』共著(ITI調査研究シリーズNo83)第4章pp.61-79(国際貿易投資研究所 2019年)
・「マハティールの夢:マレーシアにおけるパラダイムシフトとブミプトラ政策の行方」福井県立大学地域経済研究所『ふくい地域経済研究』第27号(2018年10月)
・「ソーシャル・キャピタルと持続可能な地域社会に向けての一考察」同第26号(2018年3月)
・「多様性と連結性からみたマレーシア」北陸AJEC『Warm Topic』Vol.140(2018年2月)
・「ISOを中心とする規格のグローバル・スタンダード化の動き」中曽根康弘世界平和研究所『グローバル・スタンダード化の動向と我が国の対応に対する調査研究』(2000年)
・「Strategic Foreign Direct Investment & Management in Asia」ストラスクライド大学修士論文(2000年)
・「マレーシアにおける危機と回復のメカニズム」中曽根康弘世界平和研究所IIPS Policy Paper 255J(1999年)
・「東アジアにおける競争優位の条件」IIPS Policy Paper 235J(1999年)
・「東アジアの競争力回復」中曽根康弘世界平和研究所『国際交流の促進に関する調査研究10-3』(1999年)
■コラム
・「人権や環境に配慮した『公正な貿易』への希求」世界経済評論IMPACT No2179 2021.5.31
・「自由な貿易」から「公正な貿易」へ 地域経済研究所メールマガジン 2021.3.31
・「米中覇権戦争における3つの側面」世界経済評論IMPACT No2048 2021.2.15
・「国際経済の政治的トリレンマからみた米中覇権争い」世界経済評論IMPACT No.1934 2020.11.2
・「コロナ禍の失業者対策にみる日米の差」世界経済評論IMPACT No.1831 2020.8.3
・「ブラック・エレファント(=COVIT-19)にどう立ち向かうか」地域経済研究所メールマガジン 2020.6.30
・「新型コロナで露呈したグローバル社会の新たな課題」世界経済評論IMPACT No.1715 2020.4.27
・「動き出した国際ビジネスの規制に企業はどう対応すべきか」世界経済評論IMPACT No.1592 2019.12.30
・「グローバリゼーションは次の段階へ」世界経済評論IMPACT No.1491 2019.9.23
・「米中貿易戦争の正当性と日本企業への影響と対策について」地域経済研究所メールマガジン 2019.7.1
・「米中貿易戦争の行方」世界経済評論 IMPACT No.1369 2019.5.27
・「国際ビジネスの倫理的課題から見たTPPの意義」地域経済研究所メールマガジン 2018.12.3
・「TPP労働章への期待と対応が迫られる日系企業」世界経済評論 IMPACT No.1214 2018.11.26
・「マハティールの夢:マレーシアにおけるパラダイムシフトの行方」世界経済評論IMPACT No.1131 2018.8.13
・「2018総選挙で見えてきたマレーシアにおけるパラダイムシフト」地域経済研究所メールマガジン 2018.5.31
・「TPP11参加にみるマレーシアの思惑とジレンマ」世界経済評 IMPACT No.1040 2018.4.2
・「日本および福井のインバウンド戦略に欠けているもの」地域経済研究所メールマガジン 2017.12.28
・「国際標準化戦略で日本再生を」地域経済研究所メールマガジン 2017.6.30
・「躍動アジア マレーシア--民族融和を妨げる所得格差」『世界経済評論』 1997年3月4日号
■研究・調査報告書等
・「北陸における企業と外国人材のミスマッチ」北陸AJEC・ジェトロ『北陸企業の外国人材の採用・活用』(2019年3月)
・「タイにおける計測機器校正市場調査報告書」日本品質保証機構(2015年)(非公開)
・「先進国入りに向けて新たな成長のエンジンを模索するマレーシア」全国中小企業団体中央会『中小企業と組合 NO.817』(2013年)
・「東海岸投資環境比較調査団報告」マレーシア日本人商工会議所(2012年)
・「スリンASEAN事務局長との対話参加報告」マレーシア日本人商工会議所会報(2012年)
・「温暖化ガス削減制度(CPRS)--2011年から始動」『ジェトロセンサー 特集 豪州,気候変動対策の強化と環境ビジネス』(2009年9月号)
・「チャータースクール--教育を通じた地域経済活性化と企業のかかわり」『ジェトロセンサー』(2004年2月号)
・「インキュベーター機能を発揮するパッケージングバレー(ボローニャ)」『ジェトロセンサー』(2003年8月号)
・「世界最強のセラミックタイルクラスター(サッスオーロ)」『ジェトロセンサー』(2003年7月号)
・「地域における職業人材教育のすすめ」『ジェトロセンサー』(2003年4月号)
・「イタリアにおける人材開発型の産業クラスター戦略」さいたま県海外経営情報レポート第5-2号(2002年10月)
・「労働市場の規制改革」『ジェトロセンサー』(2001年12月号)
・「ラッド政権下で気候変動対策を強化」『ジェトロセンサー』(2001年12月号)
・「バダリム・ジンジャー 水のリサイクルで産業エコ大賞を受賞したショウガ菓子サプライヤー」『ジェトロセンサー』(2009年5月号)
・「資源ブームとコスト高騰--明暗分かれる(オーストラリアの)日系企業」『ジェトロセンサー』(2008年9月号)
・「オーストラリア 新政権誕生で再生可能エネルギー産業に追い風」『ジェトロセンサー』(2008年7月号)
・「高齢者コミュニティーによる地域経済活性化--アリゾナ州『サンシティー』」『ジェトロセンサー』(2003年12月号)
・「眼鏡の街にみるハウスブランド黎明期--匠の技と新感覚デザインの融合」『ジェトロセンサー』(2003年3月号)
・「雇用創出が期待される人材派遣の規制緩和」『ジェトロセンサー』2001年12月号
・「マレーシア 『痛み』は地場中小企業に直撃か」 『ジェトロセンサー 特集 中国WTO加盟のインパクトを探る』(2001年12月号)
・『(経産省受託)国別通商政策研究報告書~マレーシア編』アジア経済研究所(第2章,第3章)1998年
・「マレーシア経済の現状と今後への課題」『日機連月報』1996年12月号
社会・地域活動
・「マレーシアにおけるビジネス機会セミナー」でのパネルディスカッション・モデレーターとしてマレーシア国際通商産業大臣等とともに登壇(2019年11月29日、ホテルオークラ神戸)
・「ニュージーランドに学ぶ観光産業開発・戦略~日本および福井のインバウンド戦略に欠けているもの」をテーマに講演(2019年5月31日、福井春山合同庁舎)
・「マレーシアにおけるビジネス機会セミナー」でのパネルディスカッション・モデレーターとしてマレーシア国際通商産業大臣等とともに登壇(2018年10月17日、大阪帝国ホテル)
・福井県高志高校「スーパーグローバルハイスクール(SGH)」出張授業・指導(2018年)
・ふくい貿易促進機構委員(2018年)
・福井県地域グローバル人材育事業 地域コーディネーター(2017年)
・総務省消防庁「消防用機器の海外展開事業」専門家(2017年)
・福井商工会議所「グローバルビジネス研究会」(2017年)
・福井高専「福井県企業の英語による国際的情報発信力向上とグローバル人材育成支援事業」(2017年)
・(一財)海外産業人材育成協会(AOTS) 国際化促進インターンシップ事業研修会講師(2017年)
・マレーシア日本人商工会議所参与(2012年~14年)
・マレーシア日本人商工会議所調査委員長(2012年~14年)
・クアラルンプール日本人会理事(2012年~14年)
・マレーシア日本人商工会議所投資環境調査団長(2012年、13年)
・『2014マレーシアハンドブック』マレーシア日本人商工会議所、編集委員長(2013年~14年)
・マレーシア貿易産業大臣とのダイアログに参加。日本企業を代表してプレゼンテーションを実施するとともに日本側要望事項を提示(2013年6月6日)
・第32回日本マレーシア経済協議会に於いて、日本側を代表して講演ならびにパネルディスカッションに参加(2013年12月13日)
・新潟県「外国出願支援事業補助金」審査員(2010年~12年)
・新潟県発明協会理事(非常勤)(2010年~12年)
・新潟県燕市中小企業新市場調査研究会、講師兼アドバイザー(座長は燕市長)(2012年)
・新潟県三条市長の依頼により、三条市国際課職員に対するゼミナール指導員兼講師(2010年)
・7市町村が連携し、地域経済の活性化を目指す雪国観光圏に対し、JETROの地域間交流事業を活用し、観光先進国ニュージーランドの先進事例研究会を主宰(2010年~11年)
・『オーストラリア概要2008』シドニー日本商工会議所、編集委員長(2007年~08年)
・日本貿易会主催座談会「日豪関係発展における企業の役割」に登壇(日本貿易会月報2007年4月号『特集』日豪パートナーシップ)(2007年)
・その他、セミナー講師として、日本各地のほか、マレーシア、香港、ベトナム等にて各種講演活動を多数展開
教育活動
担当科目 | 「グローバル経営戦略論(隔年)」(大学院) |
---|---|
オフィスアワー | 随時 |
相談・講演・共同研究等に応じられるテーマなど | ・国際ビジネス ・世界経済、アジア経済、アセアン経済 ・地域経済統合 ・国際ビジネス戦略 |