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水口 亜樹みずぐち あき

プロフィール

所属 生物資源学部 / 生物資源学科生物資源学研究科
職名 准教授
研究室 あわらキャンパス研究棟23号室 (内線 223)
E-mail mizuguti (末尾に「@fpu.ac.jp」をつけてください)
ウェブサイト
最終学歴 鹿児島大学大学院連合農学研究科(宮崎大学配属)博士課程修了
学位 博士(農学)
所属学会
職歴 2004 (独)農業生物資源研究所 特別研究員
2005 (独)農業環境技術研究所 特別研究員
2011 (独)農研機構中央農研センター北陸研究センター 特別研究員
2012 現職

研究活動

専門 農学、雑草学、植物生態学
研究活動の紹介 農業活動が周辺の生態系へ与える影響をきちんと評価することで、安全・安心かつ効率的な農業を実現させることが私の夢です。その夢の実現の第一歩として、「雑草の生き様を理解する研究」に取り組んでいます。というのも、雑草は人間の働きかけによって、すごくはびこってしまう場合もあれば、そんなでもない場合もあります。雑草の生き様をきちんと理解することで私たちはもっと上手に雑草を防除したり利用したりすることができるはずです。どのような管理をするとどのような雑草種が増えるのか?その雑草種の遺伝的構成はどのように変化するのか?などに着目して研究を進めています。
キーワード 農業生態系、雑草管理、遺伝子組換え作物、生物多様性、生態リスク

著書・論文

1. Hybridization between GM soybean and wild soybean under field conditions in Japan. Environmental Biosafety Research (2010) 9: 13-23(訳:遺伝子組換えダイズと野生種ツルマメの野外条件下における自然交雑)
2. Persistence in feral populations of Brassica napus originated from spilled seeds around the Kashima seaport, Japan. Japan Agricultural Research Quarterly(2011) 45(2): 181-185(訳:鹿島港周辺におけるセイヨウナタネ野生集団の存続性)
3. 特集2 統計解析(再?)入門 実験計画の立て方とRを用いた分散分析−実験計画法に応じた分散分析の実行 雑草研究(2011) 56(1): 24-34
4. 総説 農業生態系におけるリスク評価の統合に向けて:農薬・雑草・遺伝子組換え作物の生態リスク評価から全体のつながりを意識する 日本生態学会誌(2011)61(2): 133-153
5. チガヤ2タイプ間の形態・生態・遺伝子における変異 植調(2006) 40(8):307-314
6. 学会賞受賞業績論文 遺伝子組換えダイズとナタネの生態リスク評価に関する基礎的研究 雑草研究(2011)56(2): 100-103

社会・地域活動

・雑草学会若手の会世話人(2010年~) ・雑草学会シンポジウム委員会幹事(2012年~)

教育活動

担当科目
オフィスアワー 平日は常時。不在時はメールください。
相談・講演・共同研究等に応じられるテーマなど ・農業と生態系との関わり(作物、雑草、農薬を中心とした相談や講演が可能です。その他の分野についても相互のつながりを意識した共同研究に積極的に取り組んでいきたいです。) ・雑草管理(最近急に増えて困っている雑草、急に減って心配な雑草などありましたら、お声がけください。科学的な観点から、管理方法を一緒に考え、試しつつ解決していきましょう。) ・遺伝子組換え作物の生態リスク評価(遺伝子組換え作物の生態リスクに対する考え方や現在の評価手法についての講演や取材に対応できます。また実際に生態リスクを評価するための具体的な実験方法についてもご相談ください。) ・その他(実験計画と統計解析の相談に応じることができます。)

その他

受賞:
2007年4月 日本雑草学会第46回大会講演会 ベストポスター賞
2011年1月 農業環境技術研究所若手研究者奨励賞
2011年4月 日本雑草学会賞(奨励賞)
コメント:
「頑張った人が報われる」そんな社会づくりに貢献したいです。農業の研究者という立場からできることをコツコツと、でも大胆にやっていこうと思います。