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杉村 和彦すぎむら かずひこ
プロフィール
所属 | 学術教養センター |
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職名 | 教授 |
研究室 | 経済学部棟602号室 (内線 2602) |
sugimura (末尾に「@fpu.ac.jp」をつけてください) | |
ウェブサイト | |
最終学歴 | 京都大学大学院農学研究科博士課程単位取得退学 |
学位 | |
所属学会 | |
職歴 | 福井県立大学経済学部講師、 助教授、 学術教養センター助教授 |
研究活動
専門 | 文化人類学、 農村社会学、 農業経済学 |
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研究活動の紹介 | アフリカ農民の経済特性に関する文化人類学的研究 通常の農民像には収まらない、 アフリカ的小農世界の組織原理を 「混作」 「共食」 「社会的価値」 などの次元から検討している。 そのほか応用人類学的課題として、 地域の内発的発展のあり方を日本の農山村とアフリカの農村において検討することも課題としている。 特に後者の課題との関係では自然エネルギーを基調とした地域の持続的発展のあり方を検討していきたいと考えている。 |
キーワード | 文化 文化人類学 アフリカ 農業 農村 NPO スローフード 地域通貨 食育 グリーンツーリズム 貧困 豊かさ 自然エネルギー 共同性 比較文明論 国際開発 |
著書・論文
著書
単著 『アフリカ農民の経済―組織原理の地域比較』 (世界思想社2004)
共著 『文化の地平線』 (世界思想社1994)
共著 『地球に生きる』 (第4巻雄山閣1995)
共著 『新書アフリカ史』 (講談社1997)
共著 『持続的農業農村の展望』 (大明堂2003)
共著 『地球環境問題の人類学』 (世界思想社2003)
論文
「ティコ・アンジャ (良い畑=美しい畑) の農学」 (『農学原論研究1』 1994)
「富者と貧者」 (『アフリカ研究49』 1996)
「商業エスニシティーとアフリカ農村」 (『福井県立大学論集』 14号1999)
「赤道アフリカにおける生業の組織原理と変化の位相」 (『福井県立大学論集』 15号1999)
「「困難」 をともに生きる共同体」 (『福井県立大学論集』 16号2000)
「「緑」 を耕す連帯―21世紀の都市・農村関係試論」 『都市と農村の結合―21世紀の都市・農村関係論の構築』 科学研究費補助金研究成果報告2002
「アフリカの未来と自然エネルギー」 (『福井の科学者』 89号2002)
「アフリカ小農論争のパースペクティブ」 (『福井県立大学論集』 20号2002)
社会・地域活動
NPO 森のエネルギーフォーラム理事長 福井県ブランド 古民家・匠・ロングステイプロジェクト委員 福井大学非常勤講師 高知大学非常勤講師 仁愛大学非常勤講師
教育活動
担当科目 | 文化人類学、 経済人類学、 アフリカの歴史と文化、 自由特論、 学術特論 |
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オフィスアワー | |
相談・講演・共同研究等に応じられるテーマなど | ・南北問題(特にアフリカ農業、アフリカ社会・文化という視点 から) ・フェア・トレード(NPO活動などでの取組み) ・自然エネルギー論(市民にとっての自然エネルギーとは何かと いうような視点) ・文化比較(日本、東アジア、アフリカを中心として) ・地域の内発的発展(アフリカ、日本の農山村問題を中心とした 実践的議論、都市農村交流、グリーンツーリズム、NPO の活動なども含まれる) ・国際開発(文化人類学、農村社会学的視点を中心として、一方 的な開発ではなく、相互交流、相互開発という視点) ・豊かさとは何か(比較文明論的立場から、食べることの哲学、 食育、共同性などについても) など |
その他
■学位:京都大学博士 (農学)2003年
■受賞:
1.『アフリカ農民の経済』(単著)で2004年度地域農林経済学会学会賞受賞、2005年度発展途上国研究奨励賞受賞
2.『新書アフリカ史』(共著)で1998年度NIRA東畑精一記念賞共同受賞
■好きな言葉:山と山は出会わないが人と人は出会う
■今、 考えていること:近代の運命