藻類生命科学研究室

教育紹介

1.教育の方針

私たちの研究室では、「様々な授業で学んだ内容を有機的に理解し活用できる学生」、「自分で考え、その考えを体系立てて整理し、きちんと他人に伝えられる学生」、「人のことを考えながら自分も生かせる学生」を育てることを目標にしています。
卒業研究では、研究成果をあげることはもちろん大切ですが、それ以上に1年余にわたる研究室での生活を通じて、自ら考え疑問を解決しようとする姿勢、根気よくかつ積極的にひとつの目的を成し遂げる姿勢、研究室のスタッフや先輩、同輩との協調性を学んでほしいと思っています。大学院前期課程では卒業研究で得た知識や自分から進んで新しい目的に向かう姿勢をさらに伸ばし幅広い専門的基礎を学び、さらに大学院後期課程では研究者として自立できるように自ら問題を探し実験という手段を通じてその問題を論理的に解決する能力を身につけてほしいと思っています。
学部や大学院の授業・実習でも、できるだけ学生が自ら積極的に参加できるように努めています。学生実験や基礎演習では、得られた実験結果や調べた研究内容をパワーポイントを使って発表することで、自分たちの考えを論理的にまとめ上げ、それをわかりやすく相手に説明する能力を養います。また、生物学は様々な学問の知識や考え方を必要とするので、できるだけ幅広い視野で学習するように指導しています。

卒業研究で海藻の調査をしているところ
卒業研究で海藻の調査をしているところ

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