本学の教員が第9回福井県科学学術大賞(福井県版ミニ・ノーベル賞)を受賞しました。
本学の生物資源学部 濱野 吉十准教授は、第9回福井県科学学術大賞(福井県版ミニ・ノーベル賞)を受賞しました。ペプチド系抗生物質の生産を担う新奇微生物酵素を発見した業績が評価されました。
微生物から合成される抗生物質のストレプトスリシンとポリリジンの遺伝子を初めて特定し、これまでにない合成酵素によって形成されることを解明しました。さらに、動物細胞への毒性が強いストレプトスリシンの構造を改変し、抗菌性を保ったまま毒性を下げることに成功しました。発見した合成酵素をさらに改良することにより、新たな医薬品やバイオプラスチックの開発が期待されます。
福井県科学学術大賞は、福井県内で科学技術の開発または学術研究に携わり、福井県の発展に大きく貢献した研究者等を顕彰する福井県の表彰制度です。
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