3月17日（月曜日）ブラジルよりコロニア・ピニャール文化体育協会会長の徳久俊行様が来学されました。

2024年9月1日にコロニア・ピニャール（福井村）と包括連携協定を結んだ当学では、同年中の9月末に当学の学生3名と引率の石丸教授が福井村に滞在し、日本語モデル校で学生らが授業を行ったり、福井村の日系人宅にホームステイをして現地の日系人文化を学びました。また、2025年2月には地域経済研究所の漆間教授が福井村を訪問するなど、継続して交流を行ってきました。

徳久会長は学長との歓談で、県立大学の学生たちにブラジル用の人生を楽しむ自由な空気や文化に触れて欲しいと、更なる交流に向けたお話をされていました。

学長表敬後、昨年9月に福井村を訪問した宗近眞子さん（生物資源学部創造農学科4年）と前田凛さん（生物資源学部創造農学科2年）と懇談し、2名の案内で永平寺キャンパスを見学された後、あわらキャンパスに移って生物資源学部の森中教授と篠山准教授から研究の説明を受けられました。

訪問を終えて、徳久会長からは「永平寺キャンパスの充実した設備や、あわらキャンパスの最新技術や実践的農業教育を知れたのは非常に良かった。高齢化して移民一世と福井県の交流が希薄化する危機にあった中で、県大との関係性ができて、若い世代の交流が生まれたことは非常に嬉しいことだ」、との感想をいただきました。