本学では、全学数理・データサイエンス・AI教育プログラムを進めており、一般社団法人 福井県情報システム工業会と連携して、企業の方をゲストスピーカーとしてお招きしています。11月に続き、「情報処理基礎演習」の授業で、ユニコシステム株式会社　企画室　室長の藤澤栄蔵様をお迎えしました。（11月の様子はこちら）
　今回は12月から1月にかけて、経済学部、看護福祉学部、海洋生物資源学部、創造農学科 の学生を対象にした3クラスで、各クラスの進捗に合わせた講義をしていただきました。授業で学んだデータ処理の応用として、産業界でのデータの利活用場面や、グラフや基本統計量からデータの特徴を読み解く際の着眼点や考察のポイントについて、例題やグループワークを交えて演習形式で教えていただきました。
　アクティブラーニング室や情報演習室での授業のほか、最終回は、急な大雪で遠隔授業形式での実施になりましたが、オンラインでのグループワークや藤澤様との意見交換もあり、大変有意義な時間となりました。参加した学生からは「これまでは基本統計量を求めることに留まっていたが、そこから問題の把握や改善点を模索できることを学んだ。」、「これまで勉強してきたものが企業において実際に使われていることを実感した。」などの感想が聞かれました。

R5年度に新設したアクティブラーニング室での授業の様子

情報演習室での授業の様子