米国テネシー大学の学生が本学でワークショップを開催しました

2024年6月26日 

6月20日(木曜日)、アメリカ合衆国テネシー大学ノックスビル校の建築デザイン学部インテリア建築学科から1名の教員と14名の学生が本学を訪れ、同学科のサマープログラムの中で福井県内の伝統産業の現場を訪問し、そこで学んだことを発表し、議論するワークショップを開催しました。

同学科のサマープログラムは、日本の茶室や伝統工芸品の現場を訪問し、伝統、文化、美学、ホスピタリティの学習を通して、デザインの視野と理解を広げることを目指して開催されるもので、東京、大阪、京都、福井等を訪問しています。

始めに岩崎行玄学長による歓迎のあいさつの後、出席者による自己紹介がありました。

学長あいさつ
 

続いてテネシー大学の学生による福井の伝統産業に関する発表が行われました。3組に分かれて、鯖江市での越前漆器の漆塗り体験や越前市での越前和紙づくり体験のほか、福井県内をめぐった印象やおもてなしで感じたことについて説明しました。

学生発表1

学生発表2
 

その後、地域経済研究所教員との意見交換が行われ、後継者の確保など、伝統産業の集積地域が抱える問題や観光地へのアクセスに関する情報提供の仕方といった内容について意見交換しました。

松原先生

漆間先生
 

集合
 

その後ワールドカフェで福井県立大学の学生と交流しました。

同年代のワールドカフェスタッフたちとの交流を通して、学生たちは互いに学んでいることなどについて意見交換を行いました。

ワールドカフェ
 

午後には、英語の授業において、福井県立大学の学生とテネシー大学の学生との交流が行われました。学生たちは、それぞれの出身地から始まり、好きなことなどについて自己紹介をしたのち、それぞれの大学での生活などについて話をしていました。普段英語で会話することが少ない学生にとっても、積極的に英会話をする機会となった様子でした。

英語授業1

英語授業2
 

テネシー大学では、今後も同様なプログラムを実施する予定とのことで、本学との交流がさらに深まることが期待されます。

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