地域経済研究所の青木和人教授は、福井新聞社と共同で、福井豪雨災害のデジタルアーカイブを作成しました。
これは、災害報道写真や地域住民の証言をもとに、平成16年7月に発生した福井豪雨災害の記憶をWeb地図上などにデジタルアーカイブとして再現するもので、作成作業には有志で集まった本学の1年生4名が携わりました。

デジタルアーカイブは以下より閲覧できます。

学生が聞いた「福井豪雨」の証言　2004年7月18日の災害記憶

福井豪雨報道写真集

アーカイブ作成のプロセスについても、少しご紹介します。

福井市の木田公民館にて、福井豪雨の被災者の方々から災害当時の様子や当事者としての思いについてインタビュー。

大学内にて、災害報道写真に位置情報を付与したり、住民からの証言をまとめたりする作業です。
実際に災害を経験していない人たちにも災害の様子や教訓を効果的に伝えるにはどうすればよいか、一同頭をひねりました。

成果は、7月7日に福井市の足羽川沿いで開催された「ミズベリング」にて発表しました。

今年（2024年）は福井豪雨から20年目の節目となります。
このデジタルアーカイブが、災害の記憶を後世に伝える一助となれば幸いです。