県立大学生が担い手不足の永平寺町の農業組合で活躍をしました。一般教育科目「地域社会とフィールドワーク(石丸香苗教授)」で永平寺町の農事組合法人「エコファーム光明寺」を訪れた海洋生物資源学部の学生7名が、地域の農業の高齢化や人手不足の問題を聞いて、アルバイトを申し入れました。これまでエコファーム光明寺ではアルバイトを受け入れたことがありませんでしたが、人手が特に必要な春の田植えや、収穫時期の籾摺り・玄米の袋詰め作業を行いました。
学生を受け入れたエコファーム光明寺の小鍛冶さんは、「アルバイトの受け入れをしたことがなく手探りでの受け入れだったが、期待以上の働きをしてくれた。65歳以上の人ばかりなので若い人が来てくれて助かったしみんな喜んでいた。」とおっしゃっていました。
参加した学生は、「参加した学生は県外出身者ばかりなので、リアルな永平寺町を感じることが出来てよかった。」「GPSで動く田植え機の使用など農業のDX化の現状を間近で体験できた。」「皆さんが優しく教えてくれて楽しかった。」と貴重な体験ができたことを振り返りました。
石丸教授は、「授業をきっかけに学生が講義では得られない学びに自発的にアクセスし、また地域に貢献して永平寺町との結びつきを強くしてくれてうれしい。」と述べました。
田植えの様子
玄米の袋詰め作業
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