福井県立大で会計理論学会全国大会を開催します。

2020年10月12日 

 会計理論学会第35回全国大会を福井県立大学で開催します。

 コロナ禍で中止や延期の行事が相次ぐ中ですが、研究成果を公表する機会を失わせてはいけないとの強い思いから、本大会は中止とせず、オンラインでの開催としました。

 コロナ禍の現在では、三密を避けるニューノーマルの浸透、テレワークなど働き方の転換、国内外の人の移動制限や物流・部品供給網の寸断、情報化・キャッシュレス化への加速、教育方法の模索と変容、そして働き方や幸せのあり方など社会と生活をめぐる価値観の変化など、あげきれないほどの環境変化があふれています。コロナ以降、われわれの経済・社会は大きく変化し、それに伴い新しい会計理論やシステムが求められるはずです。

 そこで統一論題のテーマを「ポスト・コロナにおける新たな社会と会計」とし、できる限り多くの会員の皆様参加者と議論していきたいと緊急セッションを企画しました。ほかにも、現代の会計テーマにチャレンジする意欲的な自由論題報告があります。緊急セッションも自由論題報告も事前に詳細な資料を公開することで、議論を深めていきたいと考えております。先の見通せない、不安定な要素が多い現在の状況で、会計のあり方を考えるのは本学会の社会的使命と考えます。

                                    2020年10月12日
                               会計理論学会 第35回全国大会 準備委員会
                                    委員長 徳前 元信
                                    委 員 境  宏恵・木下 和久・山下 知晃

 

第35回 大会プログラム抜粋 (Zoom開催)
2020年10月17日(土曜日)

13:10 ~ 14:10    会員総会
14:20 ~ 17:20 統一論題
  緊急セッション:「ポスト・コロナにおける新たな社会と会計」
〔共同ホスト座長〕山口不二夫(明治大学)・徳前 元信(福井県立大学)
〇キーノート・メッセージ(基調報告): 山口不二夫(明治大学)
〇レスポンス・ペーパー報告(できるだけ多くの会員の声を掘り起こすため)
〇議論質疑応答

2020年10月18日(日曜日)
13:00 ~ 16:20    自由論題報告 
 病院会計・社会福祉法人の会計、ブロックチェーン技術と会計理論、環境問題の公共性と経済性、JR北海道の分析、マツダの原価企画など多様でチャレンジングな報告です。

会計理論学会第35回全国大会特設ホームページ
(大会プログラム、緊急セッションの呼び掛け文、キーノート・メッセージなどございます)
 http://www.s.fpu.ac.jp/jsssa-35/

                           問い合わせ先:会計理論学会第35回大会準備校
                                  福井県立大学 経済学部 徳前研究室
                                    E-Mail  jsssa-35
                                 (メールは後ろに@fpu.ac.jpをつけてください)

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