4月7日、令和4年度入学式を挙行しました。今年度は、学部483名（編入学含む）、大学院47名の計530名が入学し、新たなスタートを切りました。

　今年4月に就任した岩崎学長は、式辞で、「本学は、学生の『志』を大切にする。大学は、多様な課題への対応力を養う場であり、座学だけでなく、演習などの体験学習との繰り返しにより、頭と体のバランスの良い人間形成を目指す。同じく、サークルなどの社会活動も奨励する。これらを念頭に、学生生活をスタートしてほしい。」と新入生を激励しました。岩崎学長の式辞はこちら（PDF形式 646キロバイト）

　また、来賓の杉本達治福井県知事、鈴木宏紀福井県議会議長、河合永充永平寺町長 から、それぞれ、新入生に対する期待と応援の祝辞をいただきました。

　新入生を代表し、海洋生物資源学部 先端増養殖科学科の栗塚瑠那さんは「知識と技術を学び、新しい視点から水産業に貢献したい。仲間と互いに多様な価値観を理解、尊重しながら、それぞれ専門性を高めていく。」、大学院看護福祉学研究科社会福祉学専攻の須磨航さんは「スクールソーシャルワーカーという専門職が、より効果的に活用されるために、学問として再度研究したいと院を志した。日々精進したい。」とそれぞれ誓いの言葉を述べました。

　入学式に引き続き、福井県立大学客員教授で写真家のエバレット・ケネディ・ブラウン先生による特別講演会を行いました。

　ブラウン先生は、「先祖返りの国へ：福井県に住んでいる日本の魅力」と題したご講演の中で、「日本の地方には、様々な魅力や物語がある。若者は地方に回帰し、伝統文化を復活している。福井には、素晴らしい精神性を持った人々がいる。永平寺は世界の人が憧れる場所。ぜひ、彼らに会って、永平寺にも訪れてみてほしい。」と、福井の魅力を伝えるとともに、これからの時代を創る新入生にエールを送っていただきました。新入生は、ブラウン先生が撮影した人々の写真を拝見しながら、熱心に先生のお話に耳を傾けていました。

　なお、今年度の入学式は、ソーシャルディスタンスを確保するため、出席者を新入生のみとし、2つの分散会場で実施しました。