(学生の活動)白樫祭を作り上げていくこと

2022年11月16日 広報・地域連携

福井県立大学の学生が、日々の学習や部活動など、日ごろ体験したこと、感じたことを語ります。

白樫祭を作り上げていくこと  

経済学部経済学科3年 白樫祭実行委員長 吉澤宏太

 白樫祭実行委員会改め学友会はその名の通り、主に福井県立大学(永平寺キャンパス)の大学祭、白樫祭を一から作り上げていくことを目的とした団体です。活動内容は様々ですが、毎週水曜日に学友会に所属するメンバーで会議を行い、白樫祭までの限られた時間内でしなければならないことを共有し、必要に応じて役職の割り振りやチームの作成をしたり、福井県の企業に協賛金をいただくための活動を行いました。

 そして、10月8日、9日に永平寺キャンパスにおいて第30回白樫祭を開催しました。

 白樫祭を実行するために様々な工夫をしましたが、その中でも特に、どれだけイベントを対面に戻していき、新しい企画を取り入れていくのかが重要だったのではないかと思っています。白樫祭を対面形式に戻す際に問題となったのは、すべての準備を理解するところから始めなければいけないことでした。白樫祭は、コロナ感染症のために3年近く通常の形式で行うことができませんでした。そのため、学友会の先輩から引き継がれる事項も実際に白樫祭を経験して得たものではなく、学友会を運営していく上での抽象的なものがほとんどでした。書類を見ても、白樫祭で何が、いつまでに、どのくらい必要であるのかといった具体的内容はすぐにはわかりませんでした。この問題に対して自分たちができることは何かを手探りで準備をしていき、問題点が生じたらみんなで解決するといった方針でやっていきました。一つ一つ問題点を発見し、解決していったため、今振り返ってみると遠回りであった時も多かったと思います。しかし、一人一人が今何をするべきなのか、自分は何ができるかを考えて動いていたので、真の意味でみんな一丸となって白樫祭準備に打ち込めていたと思います。

 また、今年度は創立30周年記念の年であり、白樫祭を一層盛り上げようという動きがありました。そういった中で福井県立大学生らしさを表現できる企画はないか、模擬店として出店してもらえる企画はないかを考えました。学部企画を実行するために、各学部に有志を募って、説明し、企画をサポートしていくという体制を作り、学友会としての準備・活動と並行して学部企画の準備もしていきました。本準備と並行して学部企画を進めていくのは本当に忙しく、学友会だけで回していくのは困難でした。有志の学生が理解して準備を進めてくれたり、大学側も各学部と打ち合わせをする場を提供してくださり、多くの人のサポートのおかげで準備を進めていくことができました。

 結果として、白樫祭では3年ぶりの部活・サークルによる飲食販売、対面形式でのアーティストLIVEに加え、新しく永平寺町と連携した企画や各学部の特色を生かした模擬店を実現しました。

 来年度も白樫祭開催に向けて学友会員一同尽力していきますので、応援のほどよろしくお願いいたします。

写真1
  3年ぶりの対面形式でのアーティストLIVE

写真2
 学友会メンバー集合写真

写真3
 エンディングでの委員長あいさつ

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