11月23日（水・祝）に、本学の学生8名と、永平寺町吉野小学校の児童15名が、永平寺キャンパス学生会館で交流しました。本学からは、インドネシア、韓国、台湾、ベトナム出身の留学生5名と、チューター3名が参加しました。

この国際交流イベントは、永平寺町吉野公民館主催「第27回おらが村でも国際交流」の一環として実施されました。吉野公民館の山崎館長は開会のあいさつで、「吉野公民館のこの行事は、コロナ禍で中止となった年もあるが、福井県立大学の創設と同じくらいの頃から行っている歴史ある素晴らしい事業。今後も、ぜひ続けていきたい」と述べられました。

学生の自己紹介の後、吉野小学校の2年生が、日本の伝承遊び（こまやけん玉）を上手に披露し、留学生も子供たちに教わりながら伝承遊びに挑戦しました。5年生は、校長先生からのミッションにより吉野地区の宝を調査する、というストーリーで作成した動画を上映し、留学生は、「大学に近い地域にこんな興味深い企業や環境があったのか」と、驚いていました。

また、参加者は4つのチームに分かれ、ベトナム風かくれんぼや、留学生の母国語を使った伝言ゲームに挑戦し、勝敗がつく毎に歓声が上がりました。

これらのゲームの後は、学生が、白樫祭でも大好評だった韓国料理「トッポギ」を披露しました。「おはなしはマスク」を徹底した試食でしたが、参加者は、留学生が丹精込めた本場の味に「とてもおいしい」と喜んでいました。

遊びや料理をきっかけに、子どもたちと学生の会話が弾み、親睦を深めることができました。 子どもたちから、楽しかった、いつか留学生の出身国に行ってみたい、との声が聞かれました。学生も、ぜひ自分たちの文化や国際交流に引き続き興味を持ってほしい、と伝えていました。