国際魚介類免疫学会 (International Society of Fish and Shellfish Immunology: ISFSI) の学術集会において、本学大学院生の宮脇英慈さんがベストポスター賞 (Best Poster Award) を受賞しました。
【受賞者】
生物資源学研究科 海洋生物資源学専攻 修士課程2年 宮脇 英慈
【発表演題】
Characterization of CD4-1⁺ myeloid cells localized in tissues of rainbow trout (Oncorhynchus mykiss).(ニジマスの組織に局在するCD4-1陽性ミエロイド細胞の特性解析)
【研究内容の概要】
膜タンパク質であるCD4は、ヒトでは制御性T細胞などのヘルパーT細胞のマーカーとして知られていますが、マクロファージなどの細胞にも発現しています。
本研究では、ニジマスのマクロファージ様の細胞がCD4を発現していることを発見し、さらにその性状が組織によって異なることを明らかにしました。
これは、進化的に離れたヒトと魚類における免疫系の共通性を示すとともに、ニジマス独自のユニークな免疫システムの一端を解明する重要な成果です。
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