学術研究活動や課外活動等で活躍した学生を表彰する「つぐみ賞」授与式を行いました。

アトリウム入口に掲示もしています。

第37回つぐみ賞受賞者

< 経済学部 経営学科 4年 >　佐々木 陽向 さん、松澤 柚希 さん

2025年10月5日(日)に開催された「まち創生ソリューションコンテスト2025 in 鯖江」において、地域課題である”空き家問題”を行動経済学理論に基づき解決した成果を高く評価され、福井県立大学Aチームとして最優秀賞を受賞しました。このコンテストは公益財団法人鯖江青年会議所が主催する事業で、鯖江青年会議所メンバーの伴走支援のもと、鯖江市が抱える課題を短期間（4月～9月）で具体的に解決した成果を競うコンテストです。

「鯖江市内の空き家を減らすために、約50％が続く空き家無料相談会の定員充足率を100％にする」
無料相談会への参加人数と空き家所有者の空き家対策の実施数に相関があることに着目し、既存の案内チラシを行動経済学（ナッジ）の理論を取り入れたデザインへと刷新 。このチラシは、病院や銀行、郵便局や文化交流施設などの市内98カ所の機関・施設に配布・掲示され、鯖江市民に空き家無料相談会が開催されていることを広く周知しました。このたびの受賞は、空き家無料相談会の定員充足率を100％に引き上げたこと、デザイン意識の改善などが高く評価されたものです。

（左から　宮﨑 俊宏 事務局長 、岩崎 行玄 学長 、佐々木 陽向 さん、横山 芳博 副学長、 杉山友城 教授  ）

歓談の様子