健康生活科学研究科

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研究科長からのメッセージ

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健康生活科学研究科長/博士(看護学) 笠井 恭子

 「健康生活科学研究科(博士後期課程)」は 2023 年 4 月に開設され、看護学と社会福祉学を統合した「健康生活科学」 という新たな学問領域を探求しています。福井県内で初の看護系博士後期課程であり、「Well-being(健康と幸福) に向けた共生社会」をテーマに研究と研究者育成を進めています。多様な専門分野の教員がそろい、国際的な研究 も展開しています。両研究科とも、Web 遠隔授業・研究指導を導入し、社会人でも学びやすい環境を整えています。 ぜひ一緒に学び、研究を深めましょう。

設置の趣旨

社会の多様化、人口減少、超少子高齢化において、人々は様々な健康上の課題や生活上の課題に直面し、個人・世帯レベルから家族・自治体、国・都道府県レベルまでの対策が求められています。本研究科は、看護学と社会福祉学が融合し、健康から生活までの課題に対して領域横断的に「健康生活科学」研究を行い、「ウェル・ビーイング(健康と幸福)に向けた共生社会」をめざすために、設置されました。

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健康生活科学研究科で養成する人材

 ▷ 健康から生活までの多様な課題を包括的に探究できる自律的・国際的な研究者を養成する。

 ▷ 基盤となる専門的知識・技術と高い見識を兼ね備え、地域にも貢献できる大学教員や行政担当者を養成する。

取得できる学位

 ▷博士(健康生活科学)

  Doctor of Health and Human Life Sciences

学位別階層イメージ

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カリキュラム

curriculum

指導教員

 

健康基礎科学特別研究

主な研究課題

笠井 恭子 ・自律神経や睡眠を整えるケアの開発に関する研究

米田 誠

・老化・疾病・フレイルなどにおける活性酸素のかかわりを評価する
・甲状腺疾患における精神神経症状について解析する

法木 左近

・白癬の診断
・検体採取のための新しい機器の開発
・患者自身による白癬検査の問題点

村上 茂

・農産物や海藻など食素材の健康長寿との関連研究
・タウリンの生理・薬理作用の解明

水谷 哲也

・胎盤の分化調節メカニズムの解明
・産科疾患に対する新たなバイオマーカーの開発

川村 みどり

・知識とスティグマの関連に配慮した精神保健ケア
・精神障害リハビリテーションに関する看護ケア
・精神障害をもつ人の回復を支える多職種の連携

大島 千佳

・睡眠改善ケアのエビデンス探求
・睡眠環境に関する研究
・腸内環境に関する研究

熊谷 あゆ美

・創傷の発生と皮膚軟部組織に加わる外力や応力との関係に関する基礎研究
・創傷予防のためのマットレスの開発研究

健康生活探究特別研究

主な研究課題

道信 良子

・小児がんの子どもの医療における意思決定
・児童文学を用いた評価研究
・健康とウェルビーイングの医療人類学

平井 一芳

・地域高齢者のフレイルとその関連要因(運動、栄養、社会活動など)
・小学生の身体活動と健康・体力
・職域におけるメタボリックシンドローム対策

久米 真代

・認知症高齢者の入院・入所による環境変化への適応を促進する看護研究
・身体疾患の治療中の認知症高齢者の苦痛緩和に関する看護研究

田中 裕美子

・雇用問題をめぐる社会政策に関する研究
・パートタイム労働・生活時間とジェンダーに関する研究
・既婚女性の就業選択に関する研究

岡田 隆志 ・精神障害者の地域生活支援に関する研究
・地方自治体における精神保健福祉施策に関する研究
・ソーシャルワーカーの現任教育に関する研究

授業担当

担当科目

小島 亜未

・地域包括ケア演習

梅津 千香子

・地域包括ケア演習 

坂口 昌宏

・地域包括ケア演習
・保健医療福祉演習

 学内兼担 藤野 秀則

(経済・経営学研究科教授)

・健康科学特論

 学外兼任 山内 豊明

(放送大学大学院教授)

・看護実践開発演習

 

入学試験概要

募集人員

boshujinin
 

試験科目

 外国語(英語)、面接(研究計画の説明・口述試験を含む)

入試日・出願期間

 <令和8年度入学>

 ○第1次募集
  入試日:令和7年8月31日( 日 )
  出願期間:令和7年7月24日( 木 )~令和7年7月31日( 木 )(消印有効)

 ○第2次募集
  入試日:令和8年2月1日( 日 )
  出願期間:令和7年12月19日( 金 )~令和7年12月26日( 金 )(消印有効)

  令和7年度学生募集要項(看護福祉学研究科・健康生活科学研究科)※6月下旬掲載予定
  ※出願書類のうち志望理由書、研究計画書はこちらからワード形式で様式をダウンロードできます。
   その他の様式は募集要項(冊子)をお取り寄せください。

支援制度

長期履修制度

 職業を有している等の事情により、3年では履修が困難な場合、3年分の授業料で4年、5年または6年かけて履修することができます。

リサーチ・アシスタント

 教員が行う研究プロジェクト等において、研究補助業務を行う院生に対して報償費を支給します。

学会参加旅費助成

 研究領域の最新情報の把握と自らの研究成果発表を行う場合において、その学会参加に要する旅費を助成します。

その他

本研究科に関する問い合わせ先

教育推進課 健康生活科学研究科事務担当(kyoiku-n)
  ※アドレスは末尾に「@fpu.ac.jp」をつけてください。

健康生活科学研究科パンフレット

 大学院案内2026 看護福祉学研究科・健康生活科学研究科(PDF形式 2,107キロバイト)

Contact このページのお問い合わせ先

教育・学生支援部 教育推進課
〒910-1195 福井県永平寺町松岡兼定島4-1-1 
TEL : 0776-61-6000 FAX : 0776-61-6012
E-mail : kyouiku@fpu.ac.jp