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眞田 嵩大さなだ たかひろ
プロフィール
所属 | 情報センター |
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職名 | 助教 |
研究室 | 図書館棟204号室 (内線 1226) |
tsanada (末尾に「@fpu.ac.jp」をつけてください) | |
ウェブサイト | https://researchmap.jp/tsanada |
最終学歴 | 京都大学大学院 理学研究科 数学・数理解析専攻 数理解析系 博士後期課程修了 |
学位 | 京都大学博士(理学) |
所属学会 | 日本ソフトウェア科学会 |
職歴 | 2024年4月 福井県立大学 情報センター 助教 |
研究活動
専門 | 理論計算機科学 |
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研究活動の紹介 | 計算という現象を理解したいと思っています。 特にプログラミング言語とその意味論に興味を持っています。数学的な視点から筋のよい新しいプログラミング言語や理論的枠組みを構築することで、プログラム作成効率向上や不具合の防止に寄与しています。研究の道具としては圏論(またはその高次元バージョン)と呼ばれる数学的枠組みを用いています。圏論により、具体的なプログラミング言語によらない普遍的な理論の構築が可能になるのです。 最近の私の研究には以下のようなものがあります。 1. 代数的エフェクトとエフェクトハンドラと呼ばれるプログラム機構に関する研究: 次数圏付きモナドや関係手のなす双圏におけるモナドと呼ばれる圏論の概念から、便利なプログラミング言語を捻り出すというものです。 2. システム検証アルゴリズムの余代数への一般化、および計算量評価のための不等式の導出: 状態遷移システムにおいて同じ振る舞いを持つ状態を見つけるアルゴリズムを、圏論的余代数とファイブレーションを用いて一般的なレベルで記述しました。さらに計算量評価の本質を捉えた不等式を発見しました。 |
キーワード | プログラミング言語理論、プログラム意味論、システム検証、圏論、型システム、代数的エフェクト、エフェクトハンドラ、余代数 |
著書・論文
主要なもの
1. Takahiro Sanada, Ryota Kojima, Yuichi Komorida, Koko Muroya and Ichiro Hasuo. Explicit Hopcroft’s Trick in Categorical Partition Refinement. CMCS 2024.
2. Takahiro Sanada. Algebraic effects and handlers for arrows. Ph.D. thesis. Kyoto University. 2024.
3. Takahiro Sanada. Category-Graded Algebraic Theories and Effect Handlers. MFPS2022.
社会・地域活動
京都大学 学びコーディネーター (高大連携事業) (2021, 2022, 2023年度)
教育活動
担当科目 | 情報基礎演習、情報科学I、プログラミングA、情報処理D |
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オフィスアワー | 随時受け付けますが、メールや口頭などで事前に連絡をとってください。 |
相談・講演・共同研究等に応じられるテーマなど | プログラミング言語、プログラム検証、圏論などに関すること |