県民双書

福井県立大学では、研究活動の成果を県民の方々にわかりやすく提供するため、「福井県立大学県民双書」を刊行することとしました。
地域における課題など、県民の方々に身近なテーマを選び、発行していく予定です。

県民双書第16号:福井地域学

地域経済研究所教授 南保 勝 著
福井はどのように成立し、かつてどのような産業が栄えたか。そして、今、日本一幸せな地域、豊かさの面でもトップクラスと言われる福井には、どのような地域特性が宿っているのか。女性就業率全国一位、日本一多い人口千人あたり企業数、長寿企業や技術力トップ企業が多いわけ...。こうした地域特性を、地域の歴史、風土、文化、宗教、経済・産業特性、県民生活など多様な側面から分析・整理し、「ふるさと福井」の誇り・プライドを解き明すとともに、地方創生のヒントも提示している。
1800円税別(28年3月) 四六判(266ページ)

県民双書第15号:子育てにおける子どもとの上手なかかわり方 現在を楽しく子どもと親の笑顔に出会うために

看護福祉学部社会福祉学科准教授 吉弘 淳一 著
自分の子育てについて振り返った時、「だめだった」「良かった」「まちがいだった」...といった単純な線で足跡をつけていくのではなく、その時は、自分が一生懸命、子育てに向き合っていたという視点で、子育てのヒントが満載の本です。子育てに答えは無く、今、目の前にいる子どもと楽しく関われるよう一緒に考え、今の自分の環境での答えを探しながら、子育てにちょっとした工夫と自信をつけられる内容になっている。
1400円税別(27年3月) 四六判(174ページ)

県民双書第14号:"なりわい"産業の危機と光 ~ふくいの漁村からのメッセージ~

海洋生物資源学部特任教授 長谷川 健二 編 著
漁業とはどのような産業か。漁業の産業的特徴がどのように地域経済と就労機会の拡大と安定化に役立っているのか、そして、なぜ漁業は現在、危機に陥っているのか。福井県の沿岸漁村を対象に実証的に明らかにした。
1500円税別(25年2月) 四六判(206ページ)

県民双書第13号:若者のキャリア形成を考える

キャリアセンター教授 中里 弘穂 編 著
若者の雇用環境に焦点をあて、「なぜ就職氷河期が続くのか」「なぜフリーターは正規雇用に転換できないのか」「企業内でのキャリア形成はどのように進むのか」など、現状と背景を分析することで、若者のキャリア形成の必要性を説いたものである。
1500円(25年2月) 四六判(202ページ)

県民双書第12号:グローバルな地域福祉実践への視座

看護福祉学部教授 小林 明子著
福井県を拠点に、国内外での障がい者福祉分野の地域実践に携わってきた筆者が、1970年代に国連で開発されたアプローチ、CBR(地域住民参加型リハビリテーション)を自らの実践と研究に取り入れてゆく過程を整理し、紹介したものである。
1500円(24年3月) 四六判(216ページ)

県民双書第11号:ふくいブランドとフードシステム

海洋生物資源学部教授 加藤辰夫 編 著
ふくい産ブランド食品について、消費者による評価を通じ、その背景にある生産・流通・消費の結びつきを分析しており、ものづくりにかかわる組織や人々の活動の現場も紹介している
1400円(23年3月) 四六判(192ページ)

県民双書第10号:若狭のおさかな 改訂版

海洋生物資源学部教授 青海忠久 編 著
平成19年3月に発刊した第5号「若狭のおさかな」の改訂版で、若狭のおさかなについて、育んでいる海の特徴、栽培漁業の現状、体の仕組み、おいしさの秘訣、食文化など様々な視点から紹介している
1400円(23年3月) 四六判(195ページ)

県民双書第9号:「なぜか健康長寿」を考える

福井県立大学健康長寿研究総括班 編
「なぜか長寿」という福井県の特長を、地域研究的視点からのアプローチによって取り出したもので、健康長寿を促進する諸要因の関係を「こころ・からだ・しゃかい」の三つの視点から、複合的・学際的に取り上げている
800円(21年3月) B6判(234ページ)

県民双書第8号:人とのつながりの中で~障害を超えて福井に生きる~

小林明子 編 著
福井県内の5人の障害のある人の手記と、本学が2001年度から実施している「障害のある人がともに学ぶ地域学習会」の内容をまとめたもので、福井県における障害のある人を取り巻く生活環境や地域ごとのサービス状況などについて紹介している
800円(21年4月) B6判(236ページ)

県民双書第7号:お~!イノシシ~team4429と考えるこれからの鳥獣害対策~

福井県立大学team4429とその仲間たち 編
生鳥獣害対策について2006年に行われた本学公開講座を、できるだけ忠実に再現したもので、イノシシ害の現状や対策、鳥獣害に対する考え方、イノシシ肉を食べることの意味などを紹介している
800円(20年6月) B6判(202ページ)

県民双書第6号:健康長寿と豊かな暮らし

福井県立大学健康長寿研究推進機構 編
看護福祉学部の教員9名の分担執筆
生活の土台として心身の健康を健康長寿という観点からまとめていて、生命の誕生から死というライフサイクルの流れの中で、豊かな暮らしがもたらす身体的健康と精神的健康を提言するもの
800円(20年3月) B6判(224ページ)

県民双書第5号:若狭のおさかな

生物資源学部教授 吉中礼二 編
生物資源学部海洋生物資源学科の教員6名の分担執筆
海洋生物資源学科の教員が公開講座で行った内容をもとに、若狭の魚のこと、それが育つ環境、魚と健康食品、食文化等、魚をめぐる多様な話題を提供するもの
800円(19年3月) B6判(163ページ)

県民双書第4号:「予防」のすすめ

福井県立大学健康長寿研究推進機構 編
看護福祉学部の教員7名の分担執筆
生活習慣病の予防、介護の不要な高齢者の生活、認知症の予防、床ずれの予防、健康づくりへの意識等、日常生活の中で心がけるべきことをテーマに予防のすすめを提言するもの
800円(19年3月) B6判(177ページ)

県民双書第3号:福井県における高齢社会の課題と展望

福井県立大学健康長寿研究推進機構 編
看護福祉学部を中心とした10名の分担執筆
平成17年4月に設置された県立大学健康長寿研究推進機構の研究成果として、生きがい、住居、食事など高齢者の健康的な生活のあり方や、要介護状態にならないための予防施策、さらには介護者の抱えるさまざまな問題に焦点を当て、本県における高齢社会の課題と展望に関する提言を行うもの
800円(18年3月) B6判(189ページ)

県民双書第2号:健康長寿社会を支える保健・医療・福祉

看護福祉学部教授 吉本光一 著
国民健康保険、介護保険など保健・医療・福祉のセーフティネットのほころびと、「老老介護」、「ホスピスケア」など、老年期を脅かす経済面以外の問題を表裏一体のものとしてとらえ、県内の事例や調査を交えながら、「救済」と「公平」という観点から、健康長寿社会を支える新しい保健・医療・福祉システムの構築について提唱するもの
900円(18年3月) B6判(283ページ)

県民双書第1号:中堅社員のためのビジネス基礎講座

経済・経営学研究科教授 竹内規浩 編
経済学部および経済・経営学研究科の教員8名の分担執筆
平成16年度後期に福井県立大学で開講された「短期ビジネス講座 キャリア形成コース」の講義内容を基礎として執筆されたもので、企業経営に当たって発生するテーマを幅広くカバーし、基礎的な知識をできるだけ平易に説明することを目指したもの
800円(17年3月) B6判(216ページ)

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