タイ投資委員会(BOI)
福井県は県内企業の東南アジアへの事業展開をサポートする拠点として、平成26年11月25日、タイに「ふくいバンコクビジネスサポートセンター」を開設しました。
これを記念し、福井県と東南アジアとのビジネス交流を行う上で有効な人的ネットワークを形成する目的で、タイへの投資窓口機関であるタイ投資委員会(BOI)からチョークディー・ゲーウセーン副長官等を講師に招き、ASEANのハブであるタイの新投資奨励政策についてのセミナーを開催しました。
セミナーにはアセアン展開に関心のある企業や行政機関やなどから約80名、名刺交換会には62名の方々にご参加いただき、福井県とタイとで人的ネットワークを構築することができました。
タイBOI一行は、午前中、テクノポート福井にある株式会社UACJ福井製造所とセーレン株式会社研究開発センターを視察し、2社それぞれのグループ全体とタイでの事業内容を理解され、タイでの活動支援を約束されました。
訪問団:5名<BOI本部より>
チョークディー・ゲーウセーン(Mr.)BOI副長官
パリエス・ピリヤマーサクン(Mr.) 投資促進第4部 部長(サービス業などを担当)
チャニン・カオチャン(Mr.) 地域経済投資センター4 (チョンブリー) 所長
<在京タイ王国大使館より>
サリン・ウィーサーンサワット(Mr.)タイ王国大使館経済・投資事務所 公使(経済・投資)
スターシニー・サミット(Ms) タイ王国大使館経済・投資事務所 参事官(経済・投資)
1.株式会社UACJ 10時から11時半
タイBOI副長官チョークディー・ゲーウセーン氏をはじめとした訪問団5名がUACJ福井製造所を訪問し、工業を視察されました。代表取締役社長 岡田 満氏、執行役員福井製造所長 石原 美幸氏をはじめとしたUACJの方々と会談し、UACJグループとタイ国に建設中のUACJタイランド ラヨン製造所への理解とタイ国産業への投資の感謝の意を表され、UACJグループのタイでの活動支援を約束されました。
2.セーレン株式会社 研究開発センター12時50分から14時
セーレン株式会社 研究開発センターを訪問し、コクーンホール(ショールーム)とビスコテックス工場を視察されました。代表取締役会長 川田 達男氏、代表取締役社長 結川 孝一氏と会談し、セーレングループの事業に深い関心を示されていました。
3.西川知事表敬14時45分から14時55分
タイBOI副長官チョークディー・ゲーウセーン氏をはじめとした訪問団5名が西川知事を表敬訪問しました。懇談で西川知事は「今後、タイと本県との経済交流が今後ますます活発になっていくことを期待したい。また、タイから福井への投資もお願いする」と述べました。これに対し、チョークディー副長官は「日本は一番の貿易、投資国であり、タイの経済発展は日本との関係で構築されてきた。タイから日本への投資にも取り組んでいく」と述べました。
4.タイ貿易投資セミナー(ユアーズホテルフクイ2F 桜の間) 15時から17時
5.名刺交換会(ユアーズホテルフクイ4F 桜の間) 17時10分から18時10分
名刺交換会にはアセアン展開に関心のある企業や行政機関やなどから62名の方々にご参加いただき、福井県とタイとで人的ネットワークを構築することができました。
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