日本税理士会連合から本学に寄附講座をいただきました。

税理士は、税の専門家としてのみならず、企業や個人の経営の相談役としても活躍しています。

そして税に関する知識と知恵で、人々を幸せにする仕事です。

北陸地域で活躍する税理士の方々をスピーカーに迎え、「実務から学ぶ会計と税務：税理士による租税講座」（特別企画講座B）（担当：徳前、山下、木下）を経済学部で開講しました。

税理士の使命・役割・仕事や試験制度はもちろん、日本の租税制度（所得税・法人税・相続税・消費税・電子申告等）など、市民として必要な教養としての租税知識もわかりやすく講義いただく予定です。会計や税務のプロを目指す学生はもちろん、将来、起業を志す、経営管理者になりたい、という学生にも役立つはずです。現役の税理士さんが15人でつなぐリレー講義は、学生の皆さんにとってとても魅力的だと思います。

10月4日（水曜日）に行われた第1回の講座では、日本税理士会連合会副会長（北陸税理士会会長）瀬戸 順一先生から税理士の仕事や社会貢献について、北陸税理士会の坂野上 満先生から、租税制度や税理士について講義いただきました。階段教室を埋めた履修学生も、熱心に聞き入っていました。

なお、本学大学院経済経営学研究科で学んだ、税理士も多く活躍しています。今回は講師の中に、OBOGの税理士が半数以上も登場します。学生が将来を考えるにあたって、ロールモデルとしても役立つことでしょう。
 

※3月27日（月曜日）、本学と日本税理士会連合会は寄付講義に関する覚書を締結しました。
　令和5年度後期に地元税理士が講師となり、税制、会計、税法の解説や、税理士制度等についての講義が行われます。

（写真左から）瀬戸順一副会長、岩崎行玄学長