海洋生物資源学部 松川雅仁教授が第22回「杉田玄白賞 地域奨励賞」（小浜市主催）を受賞しました。

表彰式・受賞者講演会は令和5年12月2日(土曜日)午後より小浜市健康管理センターで開催予定です。

受賞内容

福井県若狭地方に育まれた水産物の加工技術の科学的検証とその応用への取り組み
ー 魚肉タンパク質を主成分とする水産加工品の品質と安全性の制御ー

魚肉タンパク質を主成分とする水産物を加工して安全に流通するための加工技術について研究を進め、その研究成果に基づき、福井県水産加工品の付加価値向上と新商品開発に向けた応用研究にも積極的に取り組んでいる。地域に根ざした研究実績を数多くあげており、小浜とも関連する研究であること、今後さらなる研究の発展に期待を込めて評価されました。（小浜市ホームページより抜粋）

杉田玄白賞の趣旨

若狭小浜には、奈良時代から宮廷に食材を提供した全国でも数少ない「御食国(みけつくに)」としての歴史と伝統があります。 その長い歴史の中で多くの偉人・先駆者を輩出しており、中でも小浜藩医杉田玄白先生は、日本初の西洋医学の翻訳書「解体新書」を発刊し、医学の進歩と日本近代文化の発展に大きな貢献をされました。また、玄白先生が晩年書き残された養生訓「養生七不可」からは、食こそ医術の基本であるという「医食同源」の理念がみてとれます。この理念を受け継ぎ、本市では毎年、「食」に関する進歩的な取り組み・研究を行い実績をあげている方を募集し、中でも功績顕著な方を杉田玄白賞として表彰することで、本市のまちづくりに活かしています。（小浜市ホームページより抜粋）

（関連リンク）

第22回杉田玄白賞（小浜市ホームページ）

杉田玄白賞のあゆみ(小浜市ホームページ)