2025年8月4日（月曜日）に、経営学科・木野龍太郎教授が担当するゼミ（生産管理論演習）の3年生8名・4年生4名が、福井県の自動車部品について学ぶために、勝山市にある株式会社フクタカの三室工場と高島工場を訪問しました。

同社は名古屋市にある株式会社高木製作所のグループ企業として、トヨタ自動車を中心とした自動車企業にプレス部品を供給しており、金型製作からプレス加工、溶接、表面処理に至るまでの一貫生産体制を強みとしています。また、福井を拠点とするプロバスケットボールチーム「福井ブローウィンズ」をサポートしている、地域密着型の企業でもあります。

学生は、会議室にて企業概要の説明を受けたあとで、プレス加工を行う三室工場、カチオン電着塗装を行う高島工場、そして各自動車企業向けに出荷を行う物流センターを見学しました。

写真1：工場見学の様子（進捗管理の説明）

写真2：工場見学の様子（かんばん方式の説明）

写真3：同社の製品紹介

見学後には、同社の若手社員から、実際の仕事内容について説明を受けたあとで質疑応答が行われ、活発に意見交換が行われました。

写真4：若手社員との懇談会

写真5：集合写真（フクタカの「F」ポーズ）

参加した学生からは、「講義で学んだ『かんばん方式』を実際に目にすることができ、個数、品番、置場の位置などの色んな情報を知ることが出来る便利さが伝わってきた」、「掲示板に従業員さん一人一人の目標と上司の方との面談から導き出されたことが書かれていて、とても良い取り組みだと感じた」といった感想がありました。

経済学部では、地域との連携によって理論と実践とリンクさせて学びの質を高める「福井で学ぶ、福井でしか学べない経営学」を通して、地元への理解を深める取り組みを行っています。

（関連リンク）

株式会社フクタカ WEBサイト

https://www.fukutaka.jp/