本学では、広く県民に大学を開放する「福井県立大学オープン・ユニバーシティ構想」を推進しており、気軽に立ち寄って学べる講座「県大ライブラリーカフェ」を開催しています。
6月2日(土曜日)、本学教員が自分の研究成果である著書についてわかりやすく語る形式で、『協同組合の源流と未来』（岩波書店, 2017）をもとに、経済学部の北川太一教授に「協同組合の源流と未来～私たちはどのような社会をめざすのか？～」というテーマでお話いただきました。
20代から70代と幅広い世代の方々23名にご参加いただきました。2016年にユネスコの無形文化遺産にも登録され、そのしくみが注目されている「協同組合」の歴史を紐解きながら、「協同組合」の役割やこれからの社会について学びました。講座後、活発な質問や意見が交わされ、参加者の方々が「協同組合」について改めて考えるきっかけとなったことが伺えました。