本学地域連携本部では、子どもから大人まで、幅広い県民の学びを支える「公開講座」を開講しています。

　公開講座では、後期からの特別企画として、地域の様々な分野で実際に活躍されている県民の方々を講師に開講する講座
「県民先生シリーズ」（全4回）を開講しておりますが、昨日11月21日（水曜日）、永平寺キャンパス地域経済研究所におい
て、FLOWER SHOP KAIKAEN代表の三国　哲弘さんを講師にお招きし、第2回講座「花と緑があふれる日常」を開講し、一般
の方や農家の方、大学生、高校生など合わせて30名の方に参加いただきました 。

　三国さんは本学の前身である福井県立短期大学卒業後、フラワーデザインを学び独立。様々な花を取り扱う路面店を開き、
代表を務められているほか、途上国を回る中で環境問題に取組む重要性に気付き、こうした分野でも積極的に活動されてい
ます。

　三国さんは講座で、自らがフィリピンを訪れて実感した国による「豊かさ」の考え方の違い、ハングリー精神を持つ大切
さ、心のバランスを崩してしまうほど過酷な「ストレス社会」と言われる今の日本の姿などについてお話いただき、花と緑
を日常生活に取り入れることによって得られる心のやすらぎの重要性について参加者に呼び掛けていました。

　「県民先生シリーズ」の次回、第3回は11月28日（水曜日）、アオッサ602研修室において、「大正期における福井市内の
環状電気鉄道計画」と題して、元丸岡高校 校長の小谷　正典さんに講義をいただきます。

　多くの皆様の受講をお待ちしています。

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