永平寺町との連携授業「永平寺町学」の学生発表会を開催しました

 本学では、連携協定を締結している永平寺町との共同企画として、後期の一般教育科目において永平寺町をフィールドに地域を学ぶ「行って・見て・聞いて・考える永平寺町学」を開講しています。


 今年度の永平寺町学では、『SDGsの観点から永平寺町のまちづくりを考える』をテーマに、永平寺町が取り組む自動走行実験や少子高齢化が顕著な志比北地区の活性化に向けた取り組み、永平寺門前の観光まちづくりなど、永平寺町に関する様々な分野について、フィールドワークを通じて学んできました。


 1月22日(水曜日)の永平寺町学最終回には、えい坊館にて受講生が永平寺町学での学びと学生目線で考えた地域活性化策を発表する学生発表会を開催し、受講生の1年生20名と永平寺町民・役場関係者等10名が参加しました。


 学生発表会では、学生が5人1グループに分かれ、「自動走行技術から未来の交通・まちづくりを考える」(1班)、「少子高齢化が進む地域をモデルに地域活性化を考える」(2班)、「禅(ZEN)の文化が調和した永平寺町の魅力を考える」(3班)、「人生100年時代を地域で支えるまちづくりを考える」(4班)の4つをテーマについて、それぞれSDGsの項目とリンクさせながら発表しました。


 1班は永平寺町が取り組む自動走行車の実証実験について、電磁誘導線に沿って走る自動走行車の仕組みを紹介しながら、将来的に利用料を取って車両の充実を図るほか、路線沿いにインスタ映えのスポットを作ることで利用者増加を狙う自分達のプランを発表。2班は、フィールドワークで訪れた志比北地区について、地域の人々が住民の交通をサポートする「近助タクシー」の取り組みや実際に子ども達と交流した幼児園の実情などに触れながら、放課後児童クラブでの高齢者との交流や伝統料理体験ができる機会を設けるなど、子どもと高齢者との交流による地域活性化を図る案を提案しました。

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 また、3班は大本山永平寺の歴史と文化を生かした観光の在り方について、自動走行で門前の手前まで移動し、行きは永平寺への参拝の気持ちを高めるため、もともとの参道であった新たに整備された柏樹関横の道を通り、帰りにお土産物を見ながら下っていく観光ルートを提案。4班は永平寺町健康長寿クラブの高齢者との座談会で得た学びをもとに、元気に住み続けられる地域づくりを考える上で自分達にできることとして、これまで接点が少なかった大学祭に地域の高齢者を招待する案や、大学祭で地域の特産品を販売するコーナーを設ける案を考え、大学を地域に開かれた空間として、交流を深めていきたいと今後の展望を述べていました。

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 学生の発表を聞いた参加者からは、学生に対して「住民にとっては逆に自分達の地域を学ぶ機会が少ないので、新たな学びを得られた」、「永平寺町学という形で学生が永平寺町について真剣に考える機会を作ってくれてうれしい」といった声が聞かれ、永平寺町の職員の方は「まず『自分達にできること』を中心に提案されていて良かった。授業が終わった後もそれぞれの活動につながっていって欲しい」と、今後の展開に期待を寄せていました。


 本学では今後も、永平寺町学をはじめ、地域をフィールドにした学びの機会を積極的に設け、自分達で課題を見つけ、解決方法を考えることができる人材の育成を進めてまいります。


 ※今年度の永平寺町学に関する記事は下記のページをご参照ください
   ・永平寺町との連携授業「行って・見て・聞いて・考える永平寺町学」がスタートしました
   ・永平寺町志比北地区の活性化をテーマにしたフィールドワークを実施しました
   ・永平寺町学の受講生が地域住民との交流を通じて「人生100年時代」について考える交流会を開催しました

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