福井のモノづくり技術や生産管理について学びました

 地域連携本部では、地域の方々をはじめ、企業・団体・行政など様々な方面と連携した取り組みを進めています。

 経営学科の木野教授が担当する演習(ゼミ)や講義「生産管理論」においては、経営学の理論を学ぶだけではなく、実際の製造現場の見学や、経営者のお話を伺うことで理解を深めるとともに、学生が地元企業を知るという取り組みを行っております。

■7月7日(水曜日)
 演習(ゼミ)受講生及び大学院生が、福井県のモノづくりの技術支援を行う機関である福井県工業技術センターを訪問しました。福井で製造された製品を展示した常設展示場や、基幹産業である繊維製品の製造設備、同センターが特許を保有する炭素繊維開繊技術や複合材料の開発・応用、そして「県民衛生プロジェクト」などについて説明を受けました。
 
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            工業技術センター訪問の様子

■7月22日(木曜日)
 演習(ゼミ)受講生及び大学院生が 、自動車向けアルミホイールを製造する光生アルミニューム工業株式会社・福井製作所を訪問しました。生産性・品質向上と作業の安全性追求のための自動化設備を備えた生産ラインを見学し、労働災害を防ぐための教育施設「安全道場」にて実際の安全教育を体験するなど、モノづくりの現場に触れる貴重な機会となりました。

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    光生アルミニュームの「安全道場」における体験の様子

■7月26日(月曜日)
 「生産管理論Ⅰ」の講義にて、上述の光生アルミニューム工業株式会社・代表取締役社長 松田冬樹様に、近年の自動車産業の動向や、同社のトヨタ生産方式の取り組みとカイゼンの事例についてご説明頂きました。その後、本学経営学科卒業生である周豊田さん(2020年卒)から、現在のお仕事である生産技術の開発や品質改善の具体的な内容について説明して頂き、学生からの質問にも答えてくださいました。

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     光生アルミニューム工業・松田社長による講義の様子
      (Zoomによるリモート講義となりました)

 木野教授はこれらの取り組みについて、「福井には経営学を学ぶうえでの『最高の教材』といえる企業が多くあり、そうした企業にご協力を頂いたおかげで『福井で学ぶ、福井でしか学べない経営学』が実現出来ていることに感謝しています。 」と話しています。今回の見学や講義も、学生が経営学への知識を深め、地元企業を知る有意義な経験となりました。

■訪問先の団体・企業のホームページ(クリックするとホームページに移動します)
 福井県工業技術センター
 光生アルミニューム工業株式会社

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