本学経済学部経営学科の学生達が行った研究が学会発表で最優秀発表賞を受賞しました。

件名:学会報告(藤野ゼミナール)
日時: 2022年3月5-6日(土-日曜日)
報告内容:ヒューマンインタフェース学会第189回研究会「ヒューマンインタフェース・ステップアップキャンプ2022」

             「作業遂行時の指差呼称がもたらす作業後の不安軽減効果」
                藤野秀則 朝山結満 五十嵐遥愛 石田奈美 小栗成大彦 鈴木里奈 堀内佳太

    例えば、家を出た後に「もしかして鍵をかけ忘れたのでは?」と不安に駆られることはないでしょうか。本研究では、作業時に指差呼称を行うことが、そうした事後の不安の発生を防ぐことにつながるのではと考え、実験室で病院での看護師による与薬準備作業を模擬したタスクを用いて実験を行い、その仮説の検証を行いました。

 今回の最優秀発表賞は、参加者による投票によって22件の発表から1件のみ選ばれたものです。

       藤野ゼミ
         写真 最優秀発表賞を受賞した藤野准教授とゼミの学生 

 堀内佳太さんの感想(研究チーム リーダー)
 今回の研究では、特に医療分野での指差呼称の定着促進を念頭に研究を進めていきました。関連研究の調べる時にも、自分たちの専門分野と全く異なる医療分野の知識が必要であったり、実験をするとなった時にも、これまで実験なんて全くしたことがなかったので計画を何度も先生からダメ出しされたりと、研究を進める上で困難の連続でしたが、ゼミコンでも優秀賞をもらい、さらにこうして学会でも評価される研究をすることができて、本当によかったです。

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