生物資源学科長 村上茂 特命教授が第21回「杉田玄白賞 地域奨励賞」（小浜市主催）を受賞しました。

表彰式・受賞者講演会は令和4年12月3日(土曜日)午後より旭座（福井県小浜市小浜白鬚111-1 ）で開催予定です。

受賞内容

海藻を活用した健康長寿の実現と地域活性化の取り組みー未利用海藻の機能性評価研究と製品応用ー

未利用海藻の健康増進効果、特に肥満や糖尿病などの生活習慣病の予防効果を解明するとともに、成果を活用して新たな商品や料理の開発を行ない、食による健康長寿と地域活性化の実現に取り組んでいる。地域に根ざした活動実績があるということと、今後さらなる研究の発展の可能性に期待を込めて高く評価されました。（小浜市ホームページより抜粋）

杉田玄白賞の趣旨

若狭小浜には、奈良時代から宮廷に食材を提供した全国でも数少ない「御食国(みけつくに)」としての歴史と伝統があります。 その長い歴史の中で多くの偉人・先駆者を輩出しており、中でも小浜藩医杉田玄白先生は、日本初の西洋医学の翻訳書「解体新書」を発刊し、医学の進歩と日本近代文化の発展に大きな貢献をされました。また、玄白先生が晩年書き残された養生訓「養生七不可」からは、食こそ医術の基本であるという「医食同源」の理念がみてとれます。この理念を受け継ぎ、本市では毎年、「食」に関する進歩的な取り組み・研究を行い実績をあげている方を募集し、中でも功績顕著な方を杉田玄白賞として表彰することで、本市のまちづくりに活かしています。（小浜市ホームページより抜粋）

（関連リンク）

第21回杉田玄白賞（小浜市ホームページ）

杉田玄白賞のあゆみ(小浜市ホームページ)