生物資源学研究科 生物資源学専攻

annai2025

生物資源学研究科 生物資源学専攻の大学院案内PDFは こちら

令和7年度の大学院募集要項は こちら

  ※令和6年7月1日に添付ファイルを差し換えました。
   12ページ 4出願書類の説明箇所のうち、生物資源学専攻においては➀~➇、海洋生物資源学専攻においては➀~➈と
   なっているものが訂正後です。

教育目標

生物資源学専攻の教育目標は、次のとおりです。

  1. 生物資源の利用およびそのための科学・技術が自然や社会に与える影響を多面的に洞察し、起こりうる問題を解決するための基礎的素養の修得
  2. 変化する社会と急速に発展する生命科学技術に対応するため、必要な情報の収集と選択に関する能力の修得
  3. 生物資源を活用した土地利用生物生産および工業的生物生産に関する高度な専門的知識と技術の修得
  4. 自らの考えを論理的にわかりやすく説明できる対話能力および論文作成能力の修得
  5. 生命科学にかかわる課題を自ら発見し、科学的研究の対象として位置付け、解決する能力の修得
  6. 博士後期課程においては、広い視野を持つ自立した技術者・研究者として必要な、さらに広範で高度な専門的知識と最先端技術の修得
     

研究内容

分子生物学

生化学、分子生物学、分子細胞生物学の手法を用いて、植物細胞の諸機能を支える遺伝子やタンパク質の働きを解明することを目指しています。具体的には、植物が保持するシグナル情報伝達系、病害抵抗性、形態形成、特化代謝産物生産、プログラム細胞死の仕組みを解明しています。更に、これらの成果を応用して新規植物資源の開発を試み、食糧分野や環境分野への貢献を目指しています。

石川敦司 教授 |  高等植物の病原菌に対する抵抗性に関する研究

仲下英雄 教授 |  生物的・非生物的ストレスに対する植物の適応機構に関する研究

西原昌宏 教授 |  植物の色や形の制御機構の解明と合成生物学による分子育種に関する研究

加藤久晴 准教授 |  植物の病害抵抗性および植物病原菌の病原性に関する研究

篠原秀文 准教授 |  細胞同士の「ことば」として機能する植物ペプチドホルモンの研究

研究内容の詳細は分子生物学研究領域の リンク からご確認ください。


分子生物学

植物資源学

栽培植物およびそれに近縁の野生植物について、現地調査、採集材料・実験系統の遺伝分析を行うとともに、有用形質の発現機構を分子生物学的に解析し、その育種的利用を図っています。植物と環境の相互作用のメカニズムを生理学的、生態学的に究明し、気候変動に適応した植物の作出や環境保全に配慮した植生管理法の開発をしています。

風間裕介 教授 |  染色体の構造変化が植物の形態や進化に及ぼす影響の研究

塩野克宏 教授 |  イメージング技術を駆使した根の環境応答メカニズムの研究

深尾武司 教授 |  植物の環境適応の分子メカニズムの解明や適応力向上のための研究

池田美穂 准教授 |  植物細胞の分化制御メカニズムの解析とその利用に関する研究

角田智詞 准教授 |  植物生態学、特に植物と植食性昆虫や土壌との相互作用に関する研究

西嶋 遼 准教授 |  穀物の栽培種・野生種の種内多様性に関する遺伝学的研究

研究内容の詳細は植物資源学研究領域の リンク からご確認ください。

植物資源学

分子機能科学

有用微生物の探索、微生物機能に関する基礎および応用研究を行い、微生物および酵素を応用した産業的有用物質の生産とその機能の開発を目指しています。各種食品成分が示す多彩な生理機能を動物個体や組織・細胞レベルで究明し、機能発現機構を解明するとともに、微生物酵素などを利用した機能性食品の創製を目指した基礎研究を行っています。

伊藤崇志 教授 |  抗老化作用、筋肉の衰えに対して有効な食品成分についての研究

濱野吉十 教授 |  微生物が生産する天然有機化合物の生合成に関する研究

高橋正和 准教授 |  農産物・食素材の抗炎症作用など、食品の健康機能に関する研究

松井孝憲​​​​​​ 准教授 | 農産物など食品由来の抗老化作用を発揮する因子に関する研究

丸山 千登勢 准教授 |  微生物が生産する生理活性物質の探索と生合成の研究

研究内容の詳細は分子機能科学研究領域の リンク からご確認ください。


分子機能科学

応用生化学

生体機能の解明とその工学的応用に関する基礎研究として、タンパク質・酵素の立体構造解析および機能発現メカニズムの理解、タンパク質工学を利用した機能改変、新規分子素子の設計および高感度分析法の開発、バイオセンサーやバイオ電池の開発、生物電気化学的手法を用いた生体膜モデル系の基礎研究とその応用に関する研究などを行っています。

日竎隆雄 教授 |  生体高分子の構造生物学と酵素高活性化などの工学的研究

伊藤貴文 教授 |  酵素・タンパク質の機能解析とその応用に関する研究

片野 肇 教授 |  天然物を中心とした、物質の単離精製法および分析法の研究

植松宏平 准教授 |  電気分析法による生体関連反応の解明とその応用に関する研究 

向山 厚 准教授 | 生命が 24 時間のリズムを奏でる仕組みの解明とその応用に関する研究

研究内容の詳細は応用生化学研究領域の リンク からご確認ください。


応用生化学2024

創造農学

農作物の品種改良・生産・利用に関する研究、微生物の利活用や資材開発に関する研究、地域農政に関する研究を行っています。これらの研究の成果を統合し、「農の新時代」の実現を目指します。

木元 久 教授 |  微生物を農業資材や機能性食品、環境浄化に応用する研究

三浦 孝太郎 教授 |  イネの遺伝子を効率よく利用し、収量増加を目指した育種的研究

村井耕二 教授 |  植物の花芽形成の遺伝子の研究に基づいた農作物の遺伝・育種学に関する研究

森中洋一 教授 |  伝統野菜の再評価および競争力のある野菜新品種育成に関する研究  

篠山治恵 准教授 |  花卉の育種技術の確立と新品種・新機能の開発に関する研究

松本大生 准教授 |  温帯果樹の生殖機構および受粉管理に関する研究  

創造農学
 

古生物学

古代の生命の記録である化石を用いて、生命進化や古環境を解明することを目指しています。特に恐竜を中心とした脊椎動物化石について、国内外の野外調査を重視しながら、CT を使った頭骨の内部構造の解析や現生脊椎動物との比較研究、恐竜時代の脊椎動物の分類学的・生態学的研究を行っています。

西 弘嗣 教授 |  浮遊性有孔虫とよばれる微化石を用い、特に恐竜時代に焦点を当てた古環境の解析

柴田正輝 教授 |  福井県およびタイや中国で発掘した鳥脚類の研究

河部 壮一郎 准教授 |  鳥類を含む恐竜や哺乳類の脳形態に関する研究

古生物学2025

カリキュラム

カリキュラム2025

 

Contact このページのお問い合わせ先

教育・学生支援部 教育推進課
〒910-1195 福井県永平寺町松岡兼定島4-1-1 
TEL : 0776-61-6000 FAX : 0776-61-6012
E-mail : kyouiku@fpu.ac.jp