看護福祉学部

学部長挨拶

大久保清子学部長

看護福祉学部長/博士(経済学)
大久保 清子 (おおくぼ きよこ)
 

いきるを創造する

 「ヒューマンケア」の理念の下、看護学および社会福祉学の専門的知識・技術の開発に努めるとともに、人々の健康と福祉の向上に貢献できる人材の育成を目指して、研究・教育活動に取り組んでいます。
 本学部では、時代とともに変化するニーズに対応した事象の探求と言語化を通して様々な分野の知を学び、また創造に加わることで人間力を身につけ、自己研鑽し、知の活用方法を体得することを目指しています。医療・予防の観点から地域の人々を支援できる看護職を目指す方、また社会資源や制度を学び、社会福祉士や精神保健福祉士の国家資格の取得を目指したいという学生が多く学んでいます。看護学や社会福祉学の裾野を広げ、社会に広く貢献したいと考えている方の学部です。
 

看護福祉学部では

 現代社会では、健康維持、疾病予防、生活課題の解決を目的に、「誕生」から人生を全うする最終段階「看取り」までを、住み慣れた家(在宅)や地域で多種の専門職が協働しながら支援する環境・体制作りが進められています。
 本学部では、看護学と社会福祉学の両分野の知識を連携させながら時代に先駆けた教育を行うことで、地域での保健・医療・福祉活動をリードする専門職者を養成します。

看護学科のページへ

社会福祉学科のページへ
 

看護学科・社会福祉学科での学び
 

卒業生の軌跡

水野愛理さん

水野 愛理 さん
勤務先/社会福祉法人越前自立支援協会 児童養護施設 一陽
・長野県出身
・長野県伊那北高等学校 卒
・2015年看護福祉学部社会福祉学科  卒

一緒に暮らすからこそ見えてくる“心” がある

わたしの軌跡
 

エピソード01 諦めきれない海外支援の道… 戸惑いながら始まった大学生活

 もともとは国際関係の学部に進学して、海外支援がしたかったんです。でも浪人中に予備校の先生から「社会福祉はどう?海外支援も福祉の一環、大きくずれていないよ」と提案されて。色々調べてくれ、県大には青年海外協力隊に派遣され、世界の福祉を知る先生がいることを教えてくれました。それなら…と受けて合格したものの知らない土地だし、本命の海外支援ではないし…。最初は気乗りしなかったんです。でも、2年生で専門科目を学び始めたら「自分の身近な福祉のことを、私は何も知らないんだ」と気づき、もっと勉強しようと前向きになりました。
 

エピソード02 授業と現場は全く別物! 体当たりの実習生活

 大学では、予備校の先生が教えてくれた先生のゼミに入りました。マレーシアに行き、先生が携わった児童養護施設も見学しました。現地の子ども達との交流で感じたのは「関わりたいという意思表示が大切だ」という事です。言葉は通じなくても、ちゃんと向き合えば一生懸命返してくれるんですよ。「これが支援の第一歩だ」と肌で感じました。
 学生生活で印象深いのは、今の職場である児童養護施設 一陽での実習です。色んな局面で自分の無力さを痛感し、初日から辛くて泣いていました。子ども達は実習生慣れしてるから、喧嘩の仲裁に入っても「関係ないでしょ!」って突っぱねられちゃう。でも気付いたんです。ここで働く職員さんたちが、遊ぶ時も怒る時も全力で“素” で子ども達にぶつかっていることを。それが伝わるから子ども達も感情を返すんです。「子どもが好き」だけではこの仕事はできないという現実を目の当たりにし、私も本気になった瞬間です。

 マレーシアでの実習の様子
 

エピソード03  子どものためになりそうなことにはまずチャレンジ!

 実習は辛くもありましたが、先生方がアドバイスをくれ、チャレンジする大切さに気づき、無事に終えることができました。この実習を経て「この道に進もう」と決めたのですが、やっぱり就職は地元が良かったので長野で就活していました。でもどの施設を見ても、実習中に抱いた「ここ(一陽)で働きたい」という気持ちが捨てきれなくて。若手の意見を拾ってくれる風土、チャレンジを支えてくれる体制も心強かったのですが、何よりも私の「子ども一人ひとりにしっかりと向き合える職員になりたい」という思いが実現できるのはここだと確信し、一陽に就職しました。まだまだ経験が浅くて完璧な支援ができているわけではありませんが、実習で養われたチャレンジ精神で、毎日子ども達と向き合っています。
 

エピソード04 異なった背景を持つ子ども達に適切な“寄り添い”を

 昨年まではケアワーカーとして施設の中の1つのホームを担当し、そこで子ども達と一緒に生活していました。“普通”の家庭に近い環境の中で子ども一人ひとりの声を拾うことを目標に、日常生活の中で必要になるサポートを行います。今年度からは、担当を持たずに全ホームの子ども達を見て、客観的な意見を担当職員に返したり、職員間の意見の不一致や悩みの部分に介入したりするスーパーバイザーという仕事を任されることになりました。入所児童だけでなく職員のケアも行い、より良い組織作りを目指していくという点で今まで以上に責任ある仕事です。まだまだ見習いのような感じですが、先輩スーパーバイザーから色んなことを教わりながら毎日奮闘しています。
 この施設にいる子ども達は、適切な支援を受けられるという点では恵まれています。でも地域に目を向けると、まだそこにまで至らない家庭もあります。今後は培ってきた関わり方や経験を、地域にも生かす方法を模索していきたいです。

仕事の様子
 

Contact このページのお問い合わせ先

教育・学生支援部 教育推進課
〒910-1195 福井県永平寺町松岡兼定島4-1-1 
TEL : 0776-61-6000 FAX : 0776-61-6012
E-mail : kyouiku@fpu.ac.jp