看護福祉学部 - 社会福祉学科

ソーシャルワーカーとは、自分自身と社会資源を活用して、発達、疾病、障害、育児、介護、高齢、貧困、虐待、暴力などによる生きづらさを抱えている人を支援する専門職です。本学科では、講義・演習・実習を組み合わせて、クライアントとのつながりや地域との関わりを体験しながら学び、クライアントに共感できる豊かな感受性を育みます。多様な人々がつながりあって暮らせる社会を創造するための実践力をもつ人材を育成しています。

学科の特長

本学科は「日本一小さい社会福祉学科」であり、徹底した少人数指導によって、人間と環境の相互作用を把握する能力やそこに介入する能力、他の専門職・関係機関と連携する能力を育み、幅広い分野で役立つ教育を行います。1年次から4年次までの体系的な学びを通して、ソーシャルワーカーとして欠かせない人間の尊厳、人権擁護、社会正義などの視点や、クライアントの抱える課題を個人と社会との関係から捉える総合的な課題解決能力が身に付きます。
 

学びのポイント

看護学科との共通関連科目により医療・保健の知識も修得

健康の概念や病気・障害の特性を知っておくことは、社会福祉士や精神保健福祉士が相談・支援活動を行ううえで極めて有用です。
看護学科との共通関連科目により、実践で役立つそれらの知識を幅広く得ることができます。

少人数教育できめ細やかに学修指導

徹底した少人数方式で指導します。多彩な専門分野の教員が学生の個性を尊重しながら、福祉現場での実習から卒業研究、資格取得まできめ細やかに学修指導を行います。

社会福祉士と精神保健福祉士の国家試験受験資格、教員免許状の取得

社会福祉士と精神保健福祉士の国家試験受験資格を取得することが可能です。さらに教職課程を選択すれば、高等学校教諭一種免許状(福祉)を取得することができます。

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社福カリキュラム2024
 

PICK UP CLASS

本質を探究していく面白さ

精神保健福祉の原理
岡田 隆志 准教授

精神保健や障害者福祉を学ぶにあたって基盤となる「障害のある人をどう捉えるか」「精神の障害とはどのような状態か」「精神障害のある人を取り巻く社会環境はどのようなものか」といった問いに対して、多面的な視点や様々な価値基準をもとに探求していきます。その過程を通じて、特に精神保健福祉領域におけるソーシャルワークの理解を深め、実践する意義を学んでいきます。

精神保健福祉の原理

多文化な視点からソーシャルワークを考える

国際福祉論
舟木 紳介 准教授

グローバル化する現代社会におけるソーシャルワークの課題について、多文化な視点からソーシャルワークの理論、実践を学びます。特に、多文化・多言語の背景を持つ滞日外国人やその子どもたちの多様な暮らしの課題と支援方法について、映像や外部講師の講義を交えて考えます。また、難民問題、国際養子縁組などの国際的な福祉の課題についても扱います。

国際福祉論
 

国家試験合格率(2022年度卒業生)

・社会福祉士   93.5%(全国平均 65.0%)
・精神保健福祉士  100%(全国平均 78.8%)

大学等の新卒者の合格率

厚生労働省から発表された2022年度国家試験の学校別合格率において、県大は全国平均を上回る高い合格率を示しています。
 

就職データ

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