看護福祉学部 - 看護学科

ヒューマンケアの理念のもと、人々の健康生活を支援できる専門的人材の育成を目指しています。少人数教育を通して看護およびその対象である人間と生活への理解を深め、人々の多様なニーズに対応できる知識と技術を修得できるよう支援します。学生が相互に刺激し合えるようグループワークやディスカッションを多く設けています。また、保健・医療・福祉の包括的な視野を持ち、多職種と連携・協働しつつリーダーシップを発揮できる人材を育成しています。

学科の特長

専門基礎領域と8つの看護学領域において専門的知識と技術、看護実践を学びます

学科の特長図2024
 

学びのポイント

情報通信技術(ICT)を活用した演習により臨床判断能力を培う

福井県内の大学で初導入の「多職種連携ハイブリッドシミュレータ」を演習、実習でフル活用しています。多様な事例を用いて、看護の専門的知識の活用能力と臨床判断能力、技術力の向上を目指します。

地域高齢者とのふれあいでコミュニケーションの土台を築く

1年次前期に開講される「健康生活支援演習」では、地域高齢者とのふれあいを行います。この演習を通して入学後早い段階から対象理解・関係性構築のためのコミュニケーション能力を身に付けることができます。同時に地域住民の生活と健康の課題について考察し、その結果を永平寺町と共有しています。

地域、在宅、病院、施設の場で看護の実際を学ぶ

看護学実習は1年次から行われます。県・市町の行政機関、訪問看護ステーション、地域包括支援センター、病院、施設など多様な現場で対象者のライフサイクルや健康レベルに応じた看護を実践します。実習を通して豊かな感性を育み、倫理観を高めていきます。同時に、地域住民・個人・家族の多様なニーズに対応できる実践力が身に付きます。

看護におけるマネジメントや研究の基礎を学ぶ

4年次開講の「看護マネジメント実習」では看護の現場におけるリーダーシップやマネジメントについて学びます。「卒業研究」では研究のプロセスを踏むことにより研究の基礎を学びます。この過程を通して看護職に必要な科学的思考力と看護の専門性を探求する態度が身に付きます。

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看護カリキュラム2024
 

PICK UP CLASS

人体の「構造」と「機能」を理解し実践に活かす!

解剖生理学
水谷 哲也 教授


解剖生理学では人体の「形態」と「はたらき」を学び、人が生きるしくみを理解していきます。これは専門看護領域や病気の発症機構を学ぶ上で必要な基礎知識になります。医療に携わる上で基盤となる科目ですが、初めて聞くたくさんの専門用語や複雑なしくみを理解するのは大変かもしれません。しかし、解剖生理学を理解してくると人体の精巧で巧妙なしくみに魅了されます。この授業を通して、将来にわたって実践で活用できる知識になるよう学修します。

解剖生理学

問診・視診・触診・打診・聴診を駆使し、全身の状態を判断する技術

フィジカルアセスメント
大島 千佳 教授


フィジカルアセスメントとは、問診・視診・触診・打診・聴診などの身体診査を用いて、対象の状態を判断する技術であり、対象の状態に合わせた適切な看護ケアを選択・実施するために不可欠なものです。「フィジカルアセスメント」演習では、最新のシミュレータを用いて、対象のどの部位を、何のために観察するのか、そこで得られる観察内容はどのような意味があるのかを考え、教員やグループメンバーとのディスカッションを通して学習します。

フィジカルアセスメント
 

国家試験合格率(2022年度卒業生)

看護師 97.8%  保健師 96.3%

※大学等の新卒者の合格率

就職データ

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