福井経済同友会ウェルビーイング社会を考える委員会で本学教員が講師を務めました

6月10日(金曜日)、地域連携活動の一環として、「福井経済同友会ウェルビーイング社会を考える委員会」で本学看護福祉学部塚本利幸教授、地域経済研究所杉山友城准教授、地域経済研究所高野翔准教授が講師を務めました。

各教員の専門分野(社会調査、企業経営、ウェルビーイング)からの視点で「福井県の幸福度1位だけど実感がないのはなぜか?」などを解説しました。

まず、塚本教授からは、幸福実感が低い理由として、「都会が嫉妬する福井」の素晴らしさは福井県民には実感がわきにくいという「幸せの青い鳥仮説」や、共働き県にもかかわらず家事も育児も介護も女性が中心になって担っている「女性の多重負担」という状況、他にも、福井県は社会関係資本が豊かである反面で、異分子が排除されやすい社会構造になっていることが提示されました。

次に、杉山准教授は、参加者に対して「幸福が実感できる会社・職場になっているか」という問題提起を、高野准教授は、“ウェルビーイング×まちづくり”の観点から「まちに居場所と舞台を。」と提案しました。

その後、参加された福井経済同友会のメンバー15名の方々と、福井県におけるウェルビーイング社会の実現に向けて、今後の取り組み方などを活発に議論しました。

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参考:福井県立大学地域連携本部

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