若狭小浜ドローン協会様より、先端増養殖科学科開設を記念しドローン練習機10台を寄贈いただきました。

令和4年8月2日 ドローン練習機贈呈式と学生向けのドローン操作講習会を実施いたしました。

本学と若狭小浜ドローン協会様は、先端増養殖科学科 田原教授の研究室(当時は海洋生物資源学科)において2020年に実施した「サケの産卵場調査」において小浜市内南川流域空撮調査にご協力いただいたご縁があり、今年4月の先端増養殖科学科開設を記念し練習機寄贈のお話を頂戴いたしました。
贈呈式では、若狭小浜ドローン協会大城戸代表より海洋生物資源学部水田学部長へと目録が手渡され、
「今後の研究活動のお手伝いをさせていただけるようドローン練習機を寄贈させていただいた。空撮調査はもちろんだが、空のドローンで操作方法を習熟いただけていると水中用ドローンの操作にも通ずるものとなるので、今回寄贈する練習機を役立ててほしい。」とお言葉をいただきました。

贈呈式後は、調査でも活躍する実用レベルの空撮ドローンでデモンストレーション飛行を行っていただきました。小浜キャンパスの上空150mからの映像をモニターにリアルタイムで映し出し、小浜市内~日本海を一望する風景、小浜キャンパス敷地内で建設中の新学科棟の工事現場を真上から空撮するなど、普段見ることのできない視点からの映像に出席者一同感動していました。

デモ飛行後は交流棟1階の吹抜けホールへと場所を移し、今回寄贈いただいたドローン練習機を早速用いて、学部生3名にドローン操作講習会を行っていただきました。
学部生たちもドローンを操作するのは初めてとのことでしたが、オートで高度を維持し姿勢保持をする機能が備わっており、苦戦することなく自由に練習機を飛行させていました。
大城戸代表によると、「今回寄贈した練習機サイズから撮影や調査で用いられる大型の実用機まで操作方法は基本的に変わらない。操作の習熟と、飛ばすことへの”慣れ”を得ておくことが重要である。」と指導していただいていました。

来年度以降、先端増養殖科学科のフィールド演習の一環としてドローン操作講習を実施する計画があり、今後とも若狭小浜ドローン協会様には本学の教育・研究活動にご助力いただく次第です。


集合実用ドローン講習会
写真1: 贈呈式 写真内右より 若狭小浜ドローン協会 大城戸代表、 海洋生物資源学部 水田学部長、先端増養殖科科学科 富永学科長、同 田原教授
写真2: 2020年の流域調査にも用いた空撮用ドローンを用いたデモンストレーション
写真3: 学部生3名への講習の様子

若狭小浜ドローン協会

平成28年5月に大城戸代表が設立し、平成29年6月1日には国土交通省HP掲載スクール第1期校として、全国43団体のうちの1つに選出される。
マンツーマンで指導する方が個人の技量にあった確実な講習を実施できることに着眼し、業界初の個別指導型ドローンスクールを開設している。
最短2日で卒業認定証を取得でき、認定証取得者には以降も国土交通省への申告等へのサポートを実施するなど手厚いサポートが魅力でこれまで100人以上へ講習を実施している。
スクール事業以外にも、映画撮影協力やテレビ番組撮影協力なども多数実績がある。また、ドローン本体をカスタマイズし、オリジナル機体の販売なども手掛る。

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