生物資源学部 - 創造農学科

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学科長からのメッセージ

村井学科長

創造農学科長/博士(農学)
村井 耕二 (むらい こうじ)

面白い!が一番!

 全国的にもユニークな学科「創造農学科」が2020年4月に始動し、2年目に突入しました。「創造農学科」は食・農・環境・文化・生活を実践から総合的に学ぶ学科で、1年目の昨年も第1期生の学生が様々な体験学修を経験しました。私たち教員も学生の皆さんと共に、大いに楽しみました。私たちのこの壮大な実験に、皆さんも参加しませんか?私たちと一緒に、未来型社会である『「農」の新時代』を築きましょう!
 

学びのポイント

作物品種改良の理論と実践

食用作物、園芸作物、伝統野菜、薬草などに着目し、新品種の開発の実践を学びます。

作物の次世代栽培技術の理論と実践

大規模農業、次世代施設園芸、植物工場等、高度な機械化、AIなど、多様な作物の栽培技術を学びます。

食品開発、製造加工、マーケティングの理論と実践

食品加工、食品保蔵、食品開発、マーケティングなど、食品製造や流通を学びます。

持続型環境保全の理論と実践

福井県土の農環境保全、微生物による環境浄化・廃水処理技術の実際を学びます。
 

カリキュラム

創造農学科カリキュラム
(新しいウィンドウが開きます)
 

PICK UP CLASS

植物遺伝育種学 (村井 耕二 教授)

本研究室では、コムギを中心に農作物の花成(栄養成長から生殖生長への移行)および花器官形成に関する遺伝子の基礎的研究からその知見を利用した新品種開発研究を展開し、さらに新品種を用いた6次産業化を目指しています。

植物遺伝育種学研究室風景

微生物利用学 (木元 久 教授)

本研究室では、農業分野・機能性食品分野・環境浄化分野などで役立つ有用な機能を持った微生物を探索しています。実際に栽培圃場や動物実験で有効性が確認された微生物は、民間企業や公設試験研究機関との共同研究により商品化を目指しています。

微生物利用学研究室風景

地域農政学 (森川 峰幸 教授)

地域の大規模な農業者や新規就農者など農業の現場で、ふくいの「農」の実態を学び、課題解決のための政策について研究します。地域と緊密に連携・協調しながら「農」を中心とした新時代に向けた調査研究や政策提言を目指します。

地域農政学

農と環境学 (水口 亜樹 准教授)

「農」のつながりを丸ごと理解し、人と自然が共生するための手立てを考え、実践するための研究をしています。最近は、地元や行政の人と一緒に農業に被害をもたらす外来雑草を駆除する活動を展開しています。

農と環境学研究室風景

蔬菜園芸学 (森中 洋一 教授)

蔬菜?これは「そさい」と読み、栽培される食用の草ものを指す野菜と同義の言葉です。本研究室では野菜のもつ特性を様々な方法で調査・把握し、どう活かすかを考え、栽培法の改善や新品種などの形で実用化を目指します。

蔬菜園芸学

花卉園芸学 (篠山 治恵 准教授)

本研究室では、キク科植物を中心に品種改良の基礎となる育種技術を確立し、新品種や新機能の開発を目指します。お花が大好きな学生さん、一緒に素敵なお花を作りましょう!

花卉園芸学研究室風景

果樹園芸学 (松本 大生 准教授)

本研究室では、オウトウやウメなどの自家不和合性現象(雌しべが自分の花粉を拒絶する仕組み)を研究しています。得られた知見を利用して、果実の更なる安定生産や育種の効率化を目指しています。

果樹園芸学研究室風景

植物分子育種学 (三浦 孝太郎 准教授)

イネの収量や品質を向上させる遺伝子の基礎的研究と、有効性が明らかになった遺伝子を応用した新品種育成を行っています。

植物分子育種学研究室風景
 

創造農学科ってどんなとこ?

2020年4月、あわらキャンパスに開設した「創造農学科」では、「食」「農」「環境」の関わりを総合的に学びます。場所は、さまざまな農産物を産出する坂井北部丘陵地にあり、その環境を活かした体験実習やフィールドワークと講義により、新しい時代の「農」を創造できる人材を育成します。
第1期生は県内外から集まった27名。彼らの夢や関心は農業のみならず、その指導者や食品開発、農ビジネスなど多彩な分野に及んでいます。とはいえ、農業経験が全くない学生が多いのも事実。実習を先行させる大胆なカリキュラムの下で始まった学生一人ひとりの「My Farm」での畑づくりは、鍬使いをはじめ戸惑いの連続だったようです。
「創造農学科」での学び、そしておおらかで自由な空気を、学生たちと教員がお伝えします。
対談風景
<対談者>(左から順に記載)
堀井 蒼大 さん  (愛知県立津島高等学校 出身)
大塚 麗華 さん  (福井県仁愛女子高等学校 出身)
木元 久 教授
篠山 治恵 准教授
河端 一輝 さん  (石川県立小松明峰高等学校 出身)
橋本 真歩 さん  (福井県立高志高等学校 出身)

「農」から広がる多様な学びがここにある

木元
最初に、皆さんが創造農学科を選んだのはどうしてか、将来の夢や目指している職業と併せて聞かせてください。

堀井
僕は管理栄養学に進むつもりでしたが、高校の先生に、もっと広く農業を学ぶことを勧められ、ここに来ました。将来のことはまだ決めていませんが、農業は稼げないというイメージを払拭したいと思っています。

河端
僕は、農業をしている祖父母を見て興味を持ちました。将来は農業高校の先生か農家になろうと思い、教職の授業も受けていますが、最近はJAの指導員にも憧れています。

大塚
農業だけでなく、食や環境など幅広く学ぶことができるところが魅力でした。将来は食品開発や品種改良などに携わりたいと考えています。

橋本
私は食物アレルギーを持っていることから、食について関心がありました。地元福井で農業に関する仕事に携われたらと思っています。公務員も考えているので、地域農政論や地域森林利用論などの公務員試験対策になる講義があるのが嬉しいですね。

木元
皆さんがいろいろな研究や職業を思い描いているように、ここでは「農業」という枠にとらわれず、「農」を軸に、広い視点で自分の好きなことを見つけてほしいですね。

篠山
そうですね。「民俗学的」なものも入ってきます。福井県すべてをフィールドにした幅広い学びの中で、自分が生きて行く道を見つけてほしいと思います。

自分で考え、実践。“いきなり実習” が楽しい!

木元
授業や実習を経験した感想はどうですか。

堀井
永平寺の精進料理体験では、薄味の方が素材の味がわかることを実感しました。それから、塾でペンを握っていた半年後に鍬を握っているなんて想像していませんでした(笑)。

河端
自分の畑を持たせてくれるところはなかなかないと思います。また、農家さんや農産物直売所の方に直接お会いして話を聞くことができたのもうれしい体験でした。

大塚
自分専用の畑「My Farm」で、土壌分析から行い、肥料や堆肥の量を考え作物を育てました。初めてのことだったので、芽が出て来たときは本当にうれしかったです。

橋本地元の料理を作ってみようという実習があり、食に関することを学べたのがよかったです。しいたけや柿を採るなど、豊かな自然の中で体験できるのがとても楽しいです。

木元
皆さん、初めての体験実習を結構楽しんでますね。大学では、教わるというより、自分で見て、聞いて、考えて、どう判断するかが求められます。その経験から得られたものを次のアクションに繋げていってください。

篠山
皆さんの鍬の使い方が様になってきたのでうれしいです。うちのカリキュラムの特徴で、いきなり実習に入ったので心配でしたが、楽しいと言ってもらえたので安心しました。

アットホームで“日本一おせっかい”?

木元
学科の雰囲気や教員についてはどんな印象がありますか。

堀井
先生から話しかけてくださるので、コミュニケーションが取りやすいです。起業のアドバイスもいただきました。

河端
大学の先生には話しかけづらいイメージを持っていましたが、フレンドリーに接してくださるので話しやすいです。

大塚
明るく優しい先生ばかりで、自分のやりたいことや意見を言いやすい環境だと感じています。

橋本
一緒にお昼ご飯を食べたり、相談にのってくださったり、先生と話す機会がたくさんあって、とても和やかな雰囲気です。

木元
学生と教員が家族みたいな感じだね。人数が少ないから「この子、最近元気ないな」と気づくこともできるし、多分日本一おせっかいな学科です。おせっかいな教員がいっぱいいる創造農学科。

篠山
そうですね。おせっかいだから、先生たちの元気な力を学生さんにあげられたらいいなと思っています(笑)。

木元
それから、おおらかで自由な雰囲気ですね。自由だけどおせっかいな教員がいっぱいいる県大、そして創造農学科。1期生の皆さんも、これから入学してくる学生さんも、この環境を活かして楽しく学んでいただきたいですね。
 

キャリア展望

「食と農」に関連する生産・加工販売や農業ビジネスの分野

農作物生産(個人・法人・企業)、施設園芸・植物工場、農作物商社、食品会社、農作物・花卉販売、6次産業 など

「食と農」に関連する開発・研究の分野

種苗会社、農業機械メーカー、食品開発会社、農業施設・資材開発会社、研究者 など

「環境」に関連する分野

環境アセスメント・コンサルティング会社、緑化会社 など

「食と農と環境」に関する政策立案・教育指導の分野 

自治体等の行政機関、教員、農業協同組合 など

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