生物資源学部 - 生物資源学科

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トピックス


本学科では、「食」、「生命」、「環境」を3本柱として、教育と研究に取り組んでいます。微生物から動植物までさまざまな生物を対象とし、基礎研究で得られた成果を活用して、地域社会や人類の役に立つ取り組みを進めています。最先端の技術を使用した世界をリードする研究から、地元福井の活性化を目指した地域貢献研究まで、幅広い研究内容が特徴となっています。入学後いろいろな専門知識を得る中で、幅広い研究領域から自分のやりたい領域を選び、取り組むことができます。企業経験者など多彩な背景を持つ教員から、基礎だけでなく実社会で役立つ応用的な教育を受けることができるのも魅力の1つです。

学科の特長

「タンパク質科学」、「生物分析化学」、「食品機能科学」、「応用微生物学」、「植物分子機能学」、「植物病理学」、「植物遺伝資源学」、「環境植物学」の8分野の研究領域があり、生物から化学まで関連した幅広い分野を学ぶことができます。
 

学びのポイント

多彩な教員による少人数教育

教員1名当たりの学生数が約2名の少人数教育により、密度の高い研究・教育指導を受けることができます。応用生化学、分子機能学、分子生物学、植物資源学と幅広い領域で、各自の興味に合ったテーマで卒業研究に取り組むことができます。

最新の実験装置と充実した研究設備

質量分析装置や遺伝子分析装置など最新の実験装置があり、圃場、大量培養施設、実験動物施設などを活用して研究・教育を行っています。また、産学連携拠点としてバイオインキュベーションセンターを有し、企業との共同研究に取り組んでいます。 研究設備へのリンク

研究成果の発信を通じた深い学び

基礎および応用研究で得られた成果を国内外の学会で広く発信しています。学生の学会発表も盛んで、優秀賞や学会賞などを受賞する演題も増えています。こうした機会は大学での研究生活をより充実させるものとなります。

実社会での研究開発や製造に関する学び

民間企業の研究開発担当者による講義や企業の見学を通して、企業において行われている研究開発、製品化、生産について学ぶ機会を提供しています。これらは就職における進路の選択にも役立ちます。


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生物カリキュラム2024
 

※本学科のカリキュラムは日本技術者教育認定機構(Japan Accreditation Board for Engineering Education)によるJABEE教育プログラムとしての認定を受けています。 本学科のJABEE教育プログラムの詳細はこちら

PICK UP CLASS

タンパク質科学分野 (応用生化学領域)

日竎  隆雄 教授/伊藤  貴文 教授/向山 厚 准教授/黒川  洋一 講師

本研究室では、食品・医薬・化成品など様々な分野で利用される酵素の構造解析や機能改変について研究しています。例えば、牛乳を凝固する酵素を低温で働かせ植物乳酸菌を利用することで、風味豊かなチーズを生産者と共同開発しています。

タンパク質科学分野

生物分析化学分野 (応用生化学領域)

 片野 肇 教授/植松 宏平 准教授

医薬品、化学品、環境・健康の指標となる物質を対象として、それらの分析や単離精製の方法をつくっています。また、特定の機能の評価方法をつくると同時に、新しい応用を見出す試みも行っています。

生物分析化学分野

食品機能科学分野 (分子機能科学領域)

伊藤  崇志 教授/高橋  正和 准教授/松井 孝憲 准教授

食品機能科学分野では、食による健康・長寿社会の実現を目指し、地域特産農作物・海産物の健康増進効果や疾患予防効果の解明を行っています。これらの研究を通して、県内特産物の付加価値を発見し、地域の活性化に貢献していきます。

食品機能科学分野
 

応用微生物学分野(分子機能科学領域

濱野  吉十 教授/丸山  千登勢 准教授/長谷部  文人 助教

微生物学は、生化学や分子生物学の礎となるだけでなく、バイオテクノロジーの中核を担っています。応用微生物学分野ではその幅広い知識を学ぶことで、微生物が持つ未知な機能の解明や、微生物を活用したものづくりに挑んでいます。

応用微生物学分野

植物分子機能学分野 (分子生物学研究領域)

西原 昌宏 教授/篠原 秀文 准教授/林  潤 講師

植物分子機能学研究分野では、多彩な植物を使って、ゲノム中の機能未知な遺伝子のはたらきを解明する研究を行っています。生命の根源である遺伝子の機能解明という基礎的研究を通じて、植物の生長を分子レベルで理解し、応用に繋げることを目指しています。

植物分子機能学分野

植物病理学分野 (分子生物学研究領域)

仲下  英雄 教授/石川 敦司 教授/加藤  久晴 准教授

植物と病原菌との相互作用を分子レベルで解明することを目指しています。特に、相互作用を制御する遺伝子やタンパク質に着目し、その機能解明を行い、有用作物の創出ならびに農作物の栽培・保護の基盤技術開発への貢献を目指しています。

植物病理学分野

植物遺伝資源学分野 (植物資源学研究領域)

 風間  裕介 教授/池田  美穂 准教授/西嶋  遼 助教

自然界に存在する多種多様な穀物(特にコムギ)や花きとその近縁野生種などを採取し、それらの遺伝資源を用いて有用遺伝子を同定しています。また、重イオンビームを用いた新たな遺伝資源の創出も行っています。

植物遺伝資源学分野

環境植物学分野 (植物資源学研究領域)

深尾  武司 教授/塩野  克宏 教授/角田  智詞 准教授

環境植物学分野では、気候変動に負けない植物の開発や環境保全に配慮した新たな栽培法の確立を目指し、植物と環境の相互作用のメカニズムを生理、生態、分子生物学的手法を駆使して研究しています。

環境植物学分野
 

就職データ

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研究の紹介

※各研究領域のページに移動します

応用生化学研究領域  (タンパク質科学分野 | 生物分析化学分野)

分子機能科学研究領域   (食品機能科学分野 | 応用微生物学分野)

分子生物学研究領域  (植物分子機能学分野 | 植物病理学分野)

植物資源学研究領域  (植物遺伝資源学分野 | 環境植物学分野)

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