生物資源学部

学部長挨拶

村井耕二学部長

生物資源学部長/博士(農学)
村井 耕二 (むらい こうじ)
 

熱き探求の日々を共に!

 サイエンスは驚きの連続です。驚きがあるからこそ、“続き”が知りたくなるのです。何かに出会った時、「あっ、それってすごく面白い!」「じゃあ、次はこんなことが知りたい!」「自分でこんなことがやってみたい!」と多様なことに興味・関心が持てる、好奇心と実行力のある方に最適の学部です。
 驚きをもって“先”に進むとき、自分ひとりでできることは限られており、 同じ興味を持つ人を探す必要があります。同じ興味を持ちながらも、自分とは違った知識や発想を有し、自分とは違った角度からアプローチできるなど、驚きを共有する仲間を見つけることは、サイエンスを突き詰める大切な原動力です。そのための「コミュニケーション力」と「実行力」のある学生を育てています。
 

生物資源学部では

 動植物や微生物などの「生物」を、人類の役に立つ「資源」として捉え、研究する学問です。当学部では、生体分子の構造や機能、食品の成分といった基礎から、新機能開発や微生物の医学・農業への利用、植物の機能や品種改良、生物環境全般などの応用まで幅広く学びます。“人類のより良い未来のため、「生物」をどのように活用するか”に関する全ての領域について学ぶことができます。

生物資源学科のページへ

生物資源学科および生物資源学専攻の専用ページへ
 

生物資源学部を構成する4つの教育研究領域
 

卒業生の軌跡

水内友美子

水内 友美子 さん
勤務先/石川県農林総合研究センター 農業試験場育種栽培研究部育種グループ 技師
・石川県出身
・石川県 星稜高等学校 卒
・2017年生物資源学部生物資源学科 卒

まだここにはない 「美味しい!」を作りたい

わたしの軌跡
 

エピソード01 先生との距離が近く広く農学分野を学べる県大へ

 高校で進路の選択を迫られた時、「農学部で食べ物に関することを学びたい」という気持ちはありましたが、まだ目指す方向ははっきりと決まっていませんでした。地元で農学分野を学べる大学はありましたが、県外に出て一人暮らしをしたいと思っていたことや、「色んな学部の人と交流したい」という気持ちもあり、4学部ある県大への進学を決めました。県大の生物資源学科では食品をはじめ微生物や遺伝学、化学的なことまで農学に関することを幅広く学べるので、ゆっくり将来を決められるのが嬉しかったです。学生に対して先生の数が多く、指導が丁寧だったこともとても良かったです。
 福井は自然が豊かで、車で数十分走ると海に着くということにはとても驚きました。元々自然が好きな自分にとってはすごく恵まれた環境だと感じました。
 

エピソード02  先生やゼミのメンバーに恵まれて楽しんで小麦の遺伝子を研究

 村井先生の研究室で携わった小麦の遺伝子の研究がきっかけで、育種(新品種を作り出すこと)に興味を持ちました。これが今の仕事に繋がっています。
 村井研究室を選んだのは、先生の指導法に惹かれたからです。毎週特定の曜日の打ち合わせや、困り事には親身に相談に乗って下さり、やりたい研究を積極的に取り組ませてくれることが決め手でした。研究室自体の雰囲気も良くて、みんなでバーベキューをしに山や海へ遊びに行ったり、冬はスキーをしに行ったりと、学業とのオンオフがしっかりとされている研究室でした。
 もちろん苦労もありました。実験の結果が思うように出ず悩まされたり、卒論が思うように進まなかったり。そんな時、先生や先輩が丁寧に指導して下さったことが印象深いです。特に卒論発表会での発表の仕方やスライドの作り方を先生がご指導下さって、今の仕事でも研究成果を発表する機会でその経験が生きていると感じます。

 ポスター発表の様子
 

エピソード03  生産者・消費者のニーズに合った新しい品種を世に送り出す

 現在、仕事で主に担当しているのは水稲(水田で栽培する稲)の新品種育成です。石川県の気候や生産者・消費者のニーズに合った品種をつくる「育種グループ」に在籍しています。ここで行っている新品種の開発・改良にはとても長い時間がかかります。一朝一夕には結果を得ることができません。
 そんな中、昨年の秋に、石川県ではお米の新品種がデビューしました。これは開発に約10年かかっており、自分が在籍している「育種グループ」で開発した新品種が注目されたのはとても嬉しかったです。毎秋、農業試験場が開催しているイベントがあるのですが、そこでデビューした新品種と他品種との食べ比べをした時、来場者の皆さんが笑顔で新品種を「おいしい!」と言ってくださったのが印象的でした。家族にも「新品種、おいしかったよ!」と言われたことも嬉しかったです。県を代表する品種の育成に携われることを誇りに思いますし、自分の研究の成果が県の農業の発展につながることにやりがいを感じます。
 

エピソード04 オンオフのメリハリをつけながら思い描く仕事の実現を目指して

 育種用の田植えや稲刈りは手作業で行うため、体力的に大変な仕事です。そのため家に帰ったらまずしっかりと休み、その後趣味を満喫しています。食べることが好きで、料理教室に通い料理の腕も磨いています。
 また写真を撮るのも好きで、最近の大きな買い物は一眼レフカメラです。海や山にドライブに行って、植物や風景を撮るのにハマっています。
 社会人2年目で、まだ育成者としては半人前です。先輩方のように優良な品種を選抜する眼を養って、早く一人前の育成者として認められるように頑張っていきたいです。

仕事の様子
 

Contact このページのお問い合わせ先

教育・学生支援部 教育推進課
〒910-1195 福井県永平寺町松岡兼定島4-1-1 
TEL : 0776-61-6000 FAX : 0776-61-6012
E-mail : kyouiku@fpu.ac.jp