モノづくりを学ぶゼミの学生達が、福井県工業技術センターを訪問しました

経営学科木野龍太郎教授が担当するゼミ「生産管理論演習」の一環で、経営学科の3年生7名が福井県工業技術センター(福井市川合鷲塚町)を訪問しました。同センターは、日本で最も古い公設試験研究機関であり、企業からの新製品・新技術の研究開発に関する相談窓口となったり、試験分析機器の貸し出しや分析依頼を受けたりする役割を担う、福井県のモノづくりを支える重要な機関となっています。

参加した学生は、福井県のモノづくり企業が持つ優れた技術や製品が展示された常設展示場を見学したあとで、福井の繊維技術を応用した「e-テキスタイル」や、同センターが保有する炭素繊維の開繊技術を応用した製品、そして、製造現場での自動化などを促進することを目的とした「ふくいロボット道場」を見学しました。

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福井県工業技術センターの概要説明

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常設展示場にて福井県で作られた製品の説明を受ける


参加した学生からは、以下のような感想がありました。

・福井県は、人工衛星や眼鏡産業、炭素繊維等、福井県工業技術センターが企業と協力してより高い技術や生産性を追及していることを知り、福井県のものづくりに対する貪欲な姿勢を感じることができた。
・製品の性能を評価するために、人工的に温度を作ったり雪を降らせたりするなど、最初は正直「そこまでするのか」と驚いたが、この機械があるからこそ細かい気象条件にも耐えられる製品が作り出されると思うと、機械が人を救っているのだと感じた。
・特に炭素繊維についての説明が興味深く、その驚くべき硬さの理由が明らかになった。福井の企業の多さは分業化の成果であり、そのなかで社長数が全国1位という事実も印象的だった。常設展示場でも、シェアNo.1の企業が多くて驚いた。

写真3
エントランスホールにて記念撮影 

経済学部では、地域との連携によって理論と実践とリンクさせて学びの質を高める「福井で学ぶ、福井でしか学べない経営学」を通して、地元への理解を深める取り組みを行っています。

(関連リンク)福井県工業技術センター WEBサイト

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