経済学部の経営財務論（境准教授担当）が12月1日に福井県信用保証協会と連携して特別講義を開催しました。

信用保証協会は一般にはなかなか目に見えない存在ですが、中小企業が金融機関から融資を受ける際に大きな役割を果たしています。県内の中小企業のうち3社に1社が保証協会を利用しています。

金融支援のみならず、多種の経営支援を行うなど、中小企業の町医者的存在たれというビジョンとその実践例を語ってもらいました。女性創業者や経営者を支援する、女性支援チーム（つぐみ）もあるそうです。

最近では、コロナ危機に当たって、ゼロゼロ融資など、地元中小企業の資金調達のセーフティネットとして活躍したことは記憶に新しいです。

今回、話してくれたのは、本学出身の先輩たち、中堅・若手の三人です。本学で学んだ、経営分析や経営財務など、経済学と経営学が役に立っているそうです。

協会職員53名中、12名が本学出身との本学出身者が多い組織です。先輩の中には、中小企業診断士などの資格を取得して、仕事に活かす方もいるそうです。

現場で活躍する先輩たちは素晴らしいと、履修者には映ったようです。