経営学科・木野龍太郎教授が担当する「生産管理論演習」において、2年生、3年生、4年生合同で工場見学を、8/5（月曜日）に実施しました。

三重県鈴鹿市にある本田技研工業株式会社鈴鹿製作所では、軽自動車「N-BOX」の組立ラインを見学しました。約400メートルの組立ラインでは、1台あたり50秒のタクトで生産されており、きびきびと作業を行うなかで自動車が完成に近づく様子を間近で見ることが出来ました。

同じく鈴鹿市にある鈴鹿オートリサイクルセンターでは、廃棄された自動車を分解し、使える部品は外してリユース（再利用）し、それ以外のものも素材ごとに分別して、金属などの資源としてリサイクル（再資源化）する様子を見ることが出来ました。

 

学生からは、「生産ラインで印象に残っているのは、作業台の高さを作業者にとって快適な高さに変更できたり、安全に作業するために作業者が全員座ってからラインが動く仕組みになっていたりと、作業者のための工夫が感じられた」、「車は想像以上に再利用できる部分が多く、ほとんどの部分が再利用されたり別のものになって使われていて、廃棄物とならず環境にもよく素晴らしいと思った」といった感想がありました。

経済学部では、実際に目で見て、感じて、楽しみながら学ぶことで、理論と実践とを結びつける実践的教育を積極的に行っています。
 

（関連リンク）
本田技研工業株式会社鈴鹿製作所
https://global.honda/jp/suzuka/

鈴鹿オートリサイクルセンター（株式会社マーク・コーポレーション）
https://www.mie-arc.or.jp/