経済学部では、コース制（フィールドワーク（FW）コース）のために、地域の自治体のご協力のもと、「経済学特講C・経営学特講C『行政のリアル』」と題する講義を開講しています。この科目は、行政課題について、多面的な視点から取り組むことを体験するという目的を持っています。

今年度は、池田町、永平寺町から事前に提示していただいた行政課題に対して，解決策を模索してプレゼンテーションにまとめました。まず、座学中心の初日（8月5日）、現地訪問＆インタビュー（8月19日）、そして最終プレゼンテーション（9月2日）というスケジュールで講義が進みました。

現地訪問およびインタビューでは永平寺町の総合政策課を中心に商工観光課等、池田町では総務財政課を中心に農総政策課等の職員の方々に、長時間にわたって対応頂きました。最終日のプレゼンテーションでは、永平寺町の施設「四季の森複合施設」にある豪華な（約160畳！）傘松閣をお借りすることができました。また、この永平寺町からお二人、池田町からもZOOMでお一人参加して頂きました。そのあと、参加してくださった両町の職員の方から講評してもらえましたので、参加学生も「行政のリアル」の一端を感じることができたと考えています。