地域経済研究所は、このたび、大韓民国　大邱政策研究院と、下記のとおり包括連携協定を締結しました。
この協定により、各々の人的・知的資源の交流と物的資源の活用を図り、相互の連携および協力により、地域の諸課題に応える理論・実態・政策に関する研究を発展させるとともに、その成果を広く活用することにより、持続可能な地域未来社会を実現する道筋を示し、地域経済社会の発展に寄与することを図っていきます。
　なお、協定締結後に大邱政策研究院会議室にて、「地域経済の活性化と鉄道」をテーマにしたシンポジウムが開催され、地域経済研究所の松原所長が、「日本における地方創生施策と地域活性化」と題した記念講演を行いました。韓国では、地方中心都市である大邱と光州を結ぶ高速鉄道の建設が計画されており、北陸新幹線による地域経済への波及効果についての関心も高く、地方鉄道に関するテーマを中心に、両研究所間の交流が活発になされることが期待されます。

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　記

1　日時　：　令和6年10月30日（火曜日）
2　場所　：　大韓民国　大邱政策研究院（大韓民国　大邱広域市）
3　主な連携内容：
（1）シンポジウムやフォーラム等の共同開催や講師の相互派遣などを通じて、地域の諸課題に応える地域研究の推進に関すること。
（2）研究プロジェクトの実施における情報提供や人材交流等を通じて、地域の課題に応えるプロフェッショナル人材の育成・交流に関すること。

4　締 結 者　：　大韓民国　大邱政策研究院　院長　朴　良浩（パク　ヤンホ）　
　　　　　　　　  福井県立大学地域経済研究所　所長　松原　宏